慣らし保育プロジェクト、始動。


お蝶さんが晴れて保育園児に昇格して、兄コッコと同じ園に通うようになった。


入院経験が活きているのか、意外と親の顔が見えなくなるとケロッとしている模様。


だが。2日目の朝に「ママー行かないでー」と愚図っていたのは意外や意外、コッコだったりする。

今更、何故に。。


お蝶さんがお腹にいる頃から始まった赤ちゃん返りは拗らせまくっていて、

「ご飯食べさせて」「服を脱がせて/着せて」「トイレ拭いて」と毎日要求は尽きない。


まあHPが1にならない限り応じたりはしているが、それにしても長い長い。


これが朝のバタバタ時にはかなり堪える。


特に朝餉に1時間をかけ、その後15分以上服も着替えずに荒れていた時は……私、復帰できるのかしらと本気で危惧した。


  お蝶さんが加わるシン・モーニングルーティンを必死にシミュレーション。


ネックは朝浣腸である。


浣腸(及びブジー)は押さえる人と実行する人が必要→夫君がいないと出来ないのである。


そして浣腸後にオムチェン必須なのでアイドリングタイムが必要なのである。


大体は決壊したダムみたいに一気に出るのだが、これが実行直後とは限らず時折ラグが出る+数回ウェーブが来ることもある。


移動中にこれが起こるとベビーカーでも抱っこ紐でも大惨事になるので、直ぐには出掛けられない。


然も浣腸すると暫くお蝶さんは(恐らく排便に向けての)精神統一モードに入るので、ご飯を食べない。


ということは……

モーニングルーティンの手順は以下になる;

ミルク→朝餉→浣腸→着替え


この合間にコッコの相手、掃除洗濯&食器洗い、自分の準備をマルチタスクでこなすので、朝は本当にドタバタである。


夫君?……ギリギリまで寝る+自分の準備+ペットの世話(とはいえ2-3分)で戦力外である。


唯一、浣腸の時は居てもらわないと困るのだが自分ファーストなので、なかなか合わせてくれない。

何なら逆ギレするし、子ども達にちょっかいを出して無意識な妨害をする。


トータル所要時間10-15分程の登園をお願いしたいのだが、交渉は難航中。

そもそもテレワークの日は8:30まで起きないし。


シン・モーニングルーティンは不惑母のHPを朝から削る恐ろしいタスクになりそうで今から戦々恐々。


  あれーおかしいな。


復帰まで残すところ半月強、仕事関連の本を幅広く読んでいる。

マンガ脳なので堅い文章だと進まない。


その中には

昨年ノーベル経済学賞を受賞したクラウディア・ゴールディンさんの「なぜ男女の賃金に格差があるのか」

https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784766428476


慶大出版社の「日本女性のライフコース」

https://www.keio-up.co.jp/np/isbn/9784766429213/


…などもあるのだが、読めば読む程このハードモードなゲームをどう攻略してやろう!?という心持ちになる。


いや、その時代ごとに困難のベクトルは異なるのだろうけれど、自分が後悔しないワークライフバランス(この言葉も古いみたいだけど)を選択するにはどうしたら良いのか…もうエンドレス手探りだなと思う。


今の職場は成果さえ出せば働き方が柔軟だし、最悪1馬力でもやれる位の報酬もいただけるし、と恵まれているには違いないので、これ以上何があれば心のゆとりが出来るのか?と言われたら分からない。

まあワンオペからツーオペになることだろうな。


が、この先キャリアが塩漬けになる狭間の年代にあったり、教育資金や老後資金の不安が残っていたり、日々のタスクが自転車操業状態だったり…と悩みは尽きないのである。


まあ身体が資本だから、寝て食べて動きながら解決していくしかないのかもしれないけれど。



あー温泉に浸かって上げ膳据え膳でボーッとしたい。

家族旅行で休まらないのは分かっているが、1人旅をしたい訳でもないこのジレンマよ。


(友人たちとのお花見で都電荒川線に乗ったら乗り鉄コッコに火がついて翌日も乗りたいとせがまれて再び遠征。確かに車窓や駅がノスタルジックで好き。)