激戦混乱予想の1歳クラス保活。


巷では保育園定員割れ、と言われているにも関わらず現在の住まいは保育園の激戦区である。


特に1歳クラスは認可の壁がとても高い。


住まいの周囲には複数の認可があるにも関わらず、である。


コッコが0歳の時に引越して来たのだが、0歳クラスでも認可は全滅し、認証は間も無く始まったコロナで見学もできず。

引越しのバタバタ&第一子の不慣れでリサーチも認可が限界。


1歳クラス保活でも15箇所位書いた認可は全滅、この時は区に確認したら待機順番は120名中下1桁、という悲惨さだった。

フルタイム勤務・育休明けにも関わらず。


そこで認証認可外を30箇所位鬼見学して、どうにか認証に潜り込んだ。


そして1年後の2歳クラスで奇跡の認可入りを果たして現在に至る。


然も現在の認可園は超人気園である。


  そしてお蝶さんの番。


お蝶さんは3月という超早生まれなので当然0歳4月の認可へは申込みが出来なかった。


激戦区なので4月以外はまず空きが無く、1歳クラスを狙う事は早くから認識していた。

認可認証共4月以降に申込みはしていたが梨の礫。


今回は兄弟加点がある、が難易度は寧ろ上がっているように感じる。


まずポイント要件の変更で、今期入園から多胎児家庭に加点が付くようになった。


仕方ないよな、という変更だがコッコの園でも多胎児が激増して1学年に数組いる。


それとコロナ明けで申込みを控えていた家庭の参戦。


これは認可申込みをした際に区の担当者からも言われていた。


4月入園申込の締切後に区のホームページで申込み数を確認出来るのだが、然もありなん。


ここ3年位の中で最も高い。


然もコッコの在籍する認可園の1歳クラス倍率は20倍を優に超える。


送迎時に見るお友達や先生が選ばれしものに見えて来た。あ、コッコもか。


他の志望園でも15倍前後であり、兄弟加点はほぼ無効だろう。

世帯年収(低さ)も次の要件だが2月まで働いていたし賞与も一部出たので丸々育休の人より高いし。


つ、詰んだ。

でも4月復帰しないと家計が…。


そう思っていたら。


  認証の1園から連絡が。


そこはコッコが1歳クラスでお世話になったセレブ園である。

偶々セレブ園に入っただけで選択の余地は無かった。


園長先生が替わったので、マメにコンタクトを取って会話して来た活動が報われたのか、内うちだが4月優先枠をいただいたのだ。


コッコの認可園に入れなかった場合の最優先園である。

送迎/通勤の動線やお世話の細やかさから。


但し条件があり、

今月中に入園金を納めること

…これが必須である。


因みに入園金は諭吉先生でバスケチームを組める+補欠も補える程の大金で、万が一コッコの園から内定を貰ったら捨て金になる。


が。


コッコの園の倍率を思えば、これは即断即決である。


若し優柔不断の塊な夫君に真っ正面から相談でもしようものなら

「そんな大金をドブに捨てるなんて!今月中になんて即決できるか!ダメなら育休延長すれば良いじゃないか!会社の規程で3歳まで休めるだろう?」

と一刀両断されること間違いなし。


なので、コッソリやってしまおうと思ったのだが、その前に保険でジャブだけ打つ。


・認可園の倍率がヤバいから絶望的。(具体的な数字を示す)

・そんな中、コッコが通った認証から特別に内定を貰った。

・良い園だったし認可が落ちたらそこにしよう。


それが意外にすんなり効いた。


きめ細かい対応をするその認証園を気に入っていた夫君は「今の認可はマンモスでガサツだから寧ろそっちの方が良いかもな」と。


はい決定。

入園金のことは黙っておいたが、嘘もついていない。


入園金は一旦私の口座で立て替えて少しずつ回収していこう。


という訳で、来年4月の復帰はほぼ確実となった。


後は認可の結果をぼんやり待つのみ。

幸先の良い年末となった。ふー。


(小柄なお蝶さんは少人数クラスの方が安心だ。)