お蝶タス、お前もか。


強力な感染力を持つアデノウイルス、ということでコッコのアデノはお蝶さんにも伝染った。


コッコに遅れること数日、お蝶さんは38-39度の熱と強烈な鼻水に見舞われた。

コッコの症状は高熱だけだった。


アデ(の)ージョの誕生である。


その頃には解熱剤無しでもほぼ平熱で、それでいて外に出られない為鬱憤だらけのコッコはワガママ三昧、暴れ放題、、


登園許可が出て漸くコッコを送り出した後はゴミの山と疲労困憊の不惑母…。

毎日掃除しているのに何故。


それに。


  丸1週間の寝不足はシンドい也。


これ、今は育休中だからまだしも

復帰後を想像するとひたすら恐ろしい。


兄妹が五月雨式に体調を崩す話は聞いてはいたけれど、実際に体験するとインパクト大。ジャイアントインパクトなのだ。


先週は子ども達の食事(食欲不振なのでこまめに)で1日が終わった。


私も買い物以外は外出できないし、2人とも不機嫌でワガママ全開なので1日中子どもの世話を我慢大会のように続けて

思考回路はショート寸前。

そしていつもと変わらない生活を送り自分への伝染ばかり気にする夫君にイラッとする。


そしてアデノは大人も見逃さない。


  次は両親へ。


アデノの潜伏期間は4-7日と言われているが、見事に子ども達から貰ったものと思われる。


夫君は高熱と鼻水と咳、私は焼け付くような喉の痛みと痰…と(家事育児の過重労働で)疲労。


何とかほぼ治ってきたものの頑固な鼻水(然も濃い色)は長期戦となり、時折出る咳を抑えて咳喘息の発症を何とか踏ん張るのである。


アデノストレス(症状とステイホーム)を発散する為にひたすら隙間時間の読書に逃避した。

今読んでいるのは資産形成や税金など。



  そして読書を通じて最近考えたこと。


新NISAも来年から始まるし、いよいよ老後資金は自己責任でよろしく的な色が濃くなって来たように感じる。


投資制限のある我が家でも、石橋を叩き過ぎて壊すが如く慎重?な夫君は兎も角、思い立ったら吉日の私は一定の情報を集めて直ぐ今年の一般NISA枠を投資信託で一気に埋めた。


因みに積立NISAは非課税期間が20年だが、上限が40万と少ないので一般の方にした。

5年後特定口座(課税される)へ移すか売るかは状況次第として。


で、更に色々な資産形成や投資の本を読んだ。ざっと累計15冊位。

読むだけで気が済んだ本は即売る。


私自身は長期投資が目的だが、違う視点も必要かと思って個人投資家だけでなく機関投資家や、反対に「◯年で億り人」みたいな本も読んでみた。

後者は制限があってそもそも出来ないのだが、どういう考えでそれをやらんとするのか…は知っても良かろうと。


で、思ったのは

やはり預金よりちょい増えを期待する位で、基本的には働ける内は真面目に働くのが良いだろうな、と。


私の場合、日々の生活費は働いて稼いで、老後を安泰にする事を目的にする位がストレス的にも丁度良さそうだ。

そもそも投機的な相場の勘とかも無さげだし。


それと、読んだ本の多くは20-30代向けに「今から備えよう」というメッセージだったが私は不惑を過ぎている。


子ども達には18歳になったら投資をさせるべく金融教育をするとして、自分の場合は地道に稼いでリタイア後に年金でヤキモキしない程度の資産形成だなと思った。

お金があり過ぎても歳を取っていたらアクティブに楽しめるのか分からんし。


それにしても新NISA……夫婦でやれば1,800万×2人で3,600万円枠、勿体無い。


「投資はギャンブル」から抜け出せない夫君をどう説得していくか……うーむ。悩ましい。


まあ良いや。目下、最短で枠を埋めて預金とリバランスしていくことを目標に頑張ろう。


(お蝶さんはコッコの髪に執着する。この後おもむろに髪を引っ張りコッコが悲鳴を上げることに、、自身の髪はまだ薄毛のままで寒そうだ。)