またまた自宅保育+テレワーク。



水曜のお昼寝明け、保育園からコッコがグッタリして発熱しているという電話が入った。

保育園では熱中症かも、と言われたがクリニックでは風邪との診断だった。
しれっと熱中症、とか言わないでくれよ。

この後、木金…と日勤(自宅保育+テレワーク)&夜勤(夜中数回の愚図り対応)でヘロヘロ。

そのような状況でも木金と飲みに行く夫君の共感力の低さよ。
「早めに飲み始めていつもと変わらん時間に帰宅した」と何故かドヤる。

日勤夜勤で疲れたから早く帰宅して育児家事サポートをせよ、と酸っぱく言っても斜め上の解釈をするとは…攻略難易度HARD状態。

まあ、「いつもと変わらん時間に」という配慮?があるだけ"昭和の夫"ならぬ"平成の夫"(初期だけど)なのかも知れない。

自分の親(文字通り"昭和の夫")などを見ていると、令和の時代遅れでも改善はされているのかも知れない。

…と自分の精神衛生の為に考え方を変えてみる。


  思えば、男性も男性で翻弄されているのだろうな。


自分の父親は仕事だけやっていれば良かったのに、それで家計が回るだけの報酬もあったのに、という葛藤。

(諸外国は約1.5倍。)



一方で追いついていないのが、「男らしさ」「女らしさ」というジェンダーの感覚だ。

以前そんな本を読んで ぐはっと思った。


私自身は、弟のいる長子長女である。

長らく仲の良い友人達も姉弟の組合せが多いが、昭和生まれの姉は大なり小なり似ている。

「女らしさ」を求められつつ、長子として強くしっかりしている「男らしさ」を求められる、というか。

今思えば私が昔ガリ勉、その後ガツガツ働いていたのはこの辺りの「男らしさ」があったように思う。
でも本来の私はボンヤリしているので、嫌気が差してちょいちょいボイコットするという。

最近感じるキャリアでのもやもやもこの「男らしさ」が一因のような気がする。


  最近、仕事でスポットが当たる事が増えた。


対外レポートに写真と記事が出たり、会社のトップからほぼ指名の仕事を受注したり、兎に角前へ出る機会が増えた。

然し本当の私は陰キャで人前で話すのはストレス、自席で独り資料を作る方が楽しい性分である。
MBTIトレーニングではINTPだったし。

然し「良かれと思って」機会をくれている事も分かるので無碍にも出来ずズルズルここまで来た優柔不断さよ。
最早、面談で訴えても「またまたー謙遜してー」と伝わらない。

任されたら、されたでベストを尽くすべく陰で練習したり、色んな質問に応えるべく調べまくったり……これが誤解の元だろうが、このジレンマの原因は「男らしさ」なのではないか、と。

カッコよく強くあるべし、みたいな感じで。

本当はそんな事もないのに、それが無いと自分の存在価値を脅かされる(大袈裟)ような危機感がある訳で。

これ、育ち方で時代背景だなと思う。

昔から色々刷り込まれて来たからな。
「授業では手を挙げて発言すべし」
「学級委員は率先してやるべし」
「周りに教えられる位勉強すべし」

現在はのほほんと達観する母君は当時、ゴリゴリの教育ママだった。

LEAN IN も分かるけれど、私は自分の好きなように暮らしたいのだよ、と当時の母君に言いたい。


……と、ここまで書いて別に
そんな私、可哀想!と中二病的な事を思っている訳でもないことに気づいた。
中二は寧ろ自分の子ども世代だろう、というツッコミ。

過去は過去だし、今の自分を作ってくれた経験でもあるので、
要はこれからどうしたいか、である。


今の私は仕事よりもコッコの方が大切だが、そこそこ好きな仕事はしたい…というワガママ状態だ。

そのワガママを出来るだけ穏便に叶えるべく、若干の苦手には甘んじつつも昔みたいに流されるように仕事人生にならないようにするのが良いのだろうな。


……と。取り敢えず独白して勝手にオチをつける。


(初めて食べたコールラビ。林檎のような味、というから生でかじったが全く…。ブロッコリーの芯みたいな感じだったので刻んで豚肉と炒めて食べた。)