MacBookProをSSDに変更後にした方が良い事とBOOTCAMPにRAMディスクで爆速化

MacBookProを購入したので早速色々と弄っていこうと思います。
グーグル先生で調べて自分でやったことをまとめてメモていどに残しているだけですので、自己責任でおこなってください。



1:まずはSSD選びから

windows7をbootcampするのでパーテーションを2つ確保することも考えて容量は128GB に決定。
次にSSDメーカー選びですが"Crucial m4"か"Intel製SSD 510"の2択となりました。

※新型のIntel製SSD 520ではなく510なのはMarvell製コントローラーの評判が良いため。
今回は価格が安かったのでCrucial m4を選らんだのですが、後々SSD510にしておけば良かったかなという状況になりました。

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SSDもHDD同様のデフラグのようなメンテナンス作業が必要になるのですがそれが"TRIMコマンド"にあたるそうです。簡単にいうと同じ箇所ばかりに書き込みを繰り返すとSSDの書き込み上限に早く到達してしまうのでまんべんなくSSDの空き容量に書き込む為のもののようです。TRIMの後にデフラグなんかしてしまうとまったく意味が無いどころかTRIMの意味が無い気がしますね(^^;

windows7だとBIOSからシリアルATAのモードをIDE互換→AHCIに変更することでwindows7のTRIM機能が使える様になるので良いのですが、IntelMacはEFIの為、BIOS設定画面が無いのです。ですのでTRIM機能が無い為、ゆくゆくのパフォーマンス低下の際にどうするかが課題ですが、SSDにはシステムのみでファイル関係は別に保存することにひとまずしておこうと思います。。
Intel製SSD 510を購入した場合は専用のTRIM機能が付いてくるのでこれを使えばOKなのです、そういう点から高くてもSSD 510を選んでおけば良かったかなぁと後悔しております。あっけっしてm4が駄目ってわけではないですよw m4はコスパもすばらしいです。




2:SSD交換作業

さてMacBookProは簡単にSSDの交換がおこなえます。
が、事前にいくつか準備をしておくことがあります。

●事前に "Time Machine"で復元用のバックアップを取っておく
●"専用工具"を用意する。

裏ブタはやや頭の小さめのプラスドライバーで外すだけです。
HDDについているネジのみ専用のトルクスドライバーが必要です。

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3:メモリー交換作業

ついでにメモリーもかなり安くなってきているので8GB×2枚を購入して同時に交換。
ちなみにメモリーも少し高いですが、RAMディスクのソフトを開発してるメーカー製の物を買うとメリットが有ります。
※Buffalo製(32bitOS管理範囲外の領域を使用できる。)
※I-ODATA製(簡易版が無料で使える。クロームのキャッシュの設定が簡単に出来るので良さそうです。)

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4:SSDに換装後にwindows7でやったほうが良いこと

■ではSSDを導入したらwindows7で設定した方が良さそうなことをグーグル先生で調べたことを記載しておきます。

作業は大きく分けると2種類だそうです。
・頻繁なアクセスを行わないように設定を変更
・容量が小さいので自動保存を減らし、基本の保存先を他のドライブに変更
どちらも結果的にSSDの寿命を延ばすことにつながります。


■復元ポイントを削除

復元ポイントをいくつも取ってあるとあっという間に容量不足になってしまうため。
[コントロールパネル]→[システムとセキュリティ]→[システム] の左側にある[システムの保護]→[構成]のタブをクリックしてシステムの保護を無効にする。
※復元ポイントがなくなりますので注意

■デフラグの設定解除を確認

SSDにデフラグをかけると寿命を縮めてよくないらしいので。
[コンピューター]→[BOOTCAMP(C:)のプロパティ]→[ツール]をクリックする。
自動デフラグを無効にする。

■仮想ディスク(ページファイル)の設定

メモリが8G 以上もあればメモリ不足も心配ないと思われるので切っておきます。
[コントロールパネル]→[システムとセキュリティ]→[システム]の左にある[システムの評細設定]をクリックし[詳細設定]のタブで、パフォーマンスの[設定]をクリック。
[詳細設定]タブの仮想メモリを[ページングファイル無し]に変更。

■インデックスの作成を無効にする

インデックス作成して不要なアクセスが発生することを防止する。
[スタート]→[コンピュータ]→[BOOTCAMP(C:)のプロパティ]
全般タブの中の「このドライブ上のファイルに対し~」のチェックマークを外し[OK]
「変更をドライブC\、サブフォルダおよびファイルに適用する」を選択し[OK]
アクセス中のため変更出来ないという通知には[すべて無視]をクリック

■エラー情報やダンプファイル作成をとめる

ダンプ情報も見ないので作成をとめる。
スタート→コンピュータを右クリックし[プロパティ]→システムの詳細設定
[起動と回復]の[設定]をクリック
「オペレーティングシステムの~」のチェックを外す
「システム ログにイベントを書き込む」のチェックを外す
「デバッグ情報の書き込み」を「なし」に設定→[OK]

■8.3形式ファイル名の自動生成を無効にする

[スタート]→プログラムとファイルの検索に[regedit]といれてプログラムを出す。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrnetControlSet\Control\FileStstem
→「NtfsDisable8dot3NameCreation」をダブルクリック
「値のデータ」を「1」に変更し[OK]

■TimeStampの書き込みを無効にする

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Reliability
→「TimeStampInterval」をダブルクリック
「値のデータ」を「0」に変更し[OK]

■ユーザーフォルダを変更する。

[スタート]→[ユーザー名]→[マイドキュメントのプロパティ]を開く
「マイドキュメントのプロパティ」の[場所]タブ→[移動]→「移動先の選択」から移動先フォルダを選択し、[フォルダの選択]をクリック。
※移動先フォルダは事前に作成しておく。

<保管場所をC ドライブから他のドライブ(D ドライブ等)に移すメリット>

1.システムの安定化
起動ディスクがスリムになるため、システムの安定化につながります。

2.起動ディスクの断片化の減少
起動ディスクの使用率が減るため、断片化の減少につながります。

3.データが消えない
起動ディスクと別のところにデータを保存しておくと、リカバリが必要になった場合でも、マイドキュメントのデータは消えずに済む場合があります。

4.C ドライブの容量不足の解消
単純にマイドキュメント分のハードディスク使用容量が減るため、Cドライブの容量不足の解消につながります。

■メモリが増えて余裕が出来た為、RAMディスクを導入

各メーカーから出ていますが、今回は64bitOS管理内でしたので無料で使えるbuffalo製RAMディスクを使用。http://buffalo.jp/products/catalog/memory/speedup/ramdisk.html
メモリ16GBの内5GB をRAMディスクに設定しました。なんとなくですw
ディスクの内容は保存しないにしています。
32bitOSの場合は3.5GB以上のメモリは認識出来ませんので管理外の領域をRAMディスクに出来るソフトが必要です。フリーの物もいくつかありますが少し設定が難しいかもしれません。
有料ですがI-O DATAのRamPhantomEXはgoogleクロームのキャッシュの設定も簡単に出来たりと使い勝手が良いようですのでおすすめです。

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■環境変数TMP/TEMPの設定値を変更して一時作成ファイルの場所をRAMディスクに変更

SDD上で頻繁に書き込みを繰り返すと寿命が縮まるのと高速化が目的です。

[コントロールパネル]→[システムとセキュリティ]→[システム]の左にある[システムの評細設定]をクリックし[詳細設定]のタブで、[環境変数]をクリック。
上段の [ユーザ名]のユーザ環境変数 内にあるTEMPとTMPの値を両方ともRAMディスク(例 G:)に変更する。

■Google Chrome(グーグル クローム)のキャッシュの場所をRAMディスクに変更
クロームは設定に場所を変更する箇所がありません。
起動オプションとやらで変更をおこないます。
デスクトップのクロームのアイコンを右クリック(無ければコピーを作成)
[プロパティ]→[ショートカット]タブ→リンク先の項目に記載されている内容に半角スペース空けて --disk-cache-dir="G:\■■■■" を付け足す。
つまり元々入っていたのとあわさるとこんな感じになります。
"C:\Users\▲▲▲▲\AppData\Local\Google\Chrome\Application\chrome.exe" --disk-cache-dir="G:\■■■■"
 G以下のフォルダは自動で出来てた物を適当に選びました。改めて作成しても電源切ると消えると思いまして。
デスクトップに何も置きたくないのでアイコンをタスクバーに表示をしてショートカットキーは隠しフォルダにして隠しました。

■その他ツールの一時作成ファイル場所の変更

Diskコピーなどを行うツールや、動画編集ツールの一時ファイル作成フォルダは確認。
もしCドライブ内に作成されるようになっていたらこれもRAMディスク(例 G:)に変更する。

(^^)MacOSX LIONの設定は次回!!

◆下記の内容はIntelmacには関係ないですが、メモで残しておきます。
■シリアルATAのモードをIDE互換→AHCIに変更

ハードディスクなどの規格であるシリアルATAは、シリアルATA2からAHCIという通信モードに対応している。後から設定の変更も可能。

(1)[スタート]ボタンをクリックし、[検索の開始]ボックスに「regedit」と入力してEnterキーを押す。「ユーザーアカウント制御」ダイアログが表示されたら、[続行]をクリック。
(2)起動したレジストリエディタで、左のレジストリツリーより「HKEY_LOCAL_MACHINE\System\CurrentControlSet\Services\Msahci」というサブキーをクリック。
(3)右側のウィンドウにある[Start]という項目を右クリックし、[修正]をクリック。表示される画面で、[値のデータ]に「0」と入力し、[OK]をクリック。
(4)レジストリエディタを終了し、続いてWindows7を終了する。
(5)BIOSセットアップでAHCIモードに変更し、Windows7を再起動したら、デバイスマネージャでAHCIが有効になっているか確認。※「IDE ATA/ATAPI」配下に「Standard AHCI 1.0 Serial ATA Controller」というデバイスが現れる