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技術士試験に合格する技術

技術士試験に合格するためのノウハウを発信します。

計画を作成することが、合格への第一歩です。

理由は、あなたの合格までのステップが明確になるからです。



計画


二次試験を受験している人にとって、「技術士になる」や「二次試験に合格する」が目標であると思います。

目標を達成するために計画を立てるのです。


計画を具体的にすればするほど、行動しやすくなります。

年間計画→月間計画→週間計画→日計画

この順番が大切ですよね。
合格するという結果は、日々の勉強という原因で作られます。
小さなことをコツコツ積み上げることで大きな山になるのです。

でも計画は反対です。


大きな最終的な山を、小さく分解するのです。



計画は大→小、実践は小→大です。



具体的には、28年度の筆記試験は7月18日(月)の海の日だと思います。


今日が9月3日ですから、319日で何をやるのかを決めます。


そしてやることを月別に分解します。


・・のように細かくしていくのです。



例えば、


年間計画:論文を10個作って添削を受け、修正して完成させる。


月間計画:27年度二次試験の課題解決問題の論文を作成する。


週間計画:インフラの長寿命化について資料を集める。


日計画:インターネットで「インフラ 長寿命化」と検索して、必要なことを印刷する。


・・・こんな感じです。



日計画や週間計画はその時その時で実践前に変更してもいいでしょう。


でも年間計画や月間計画がコロコロ変わると実践しにくくなります。



なぜ実践しにくくなるかというとその下の小さな計画も修正する必要があるからです。


年間計画を変えると月間計画も週間計画も日計画も変えなければいけなくなります。



最初に作成する年間計画をしっかり立てましょう。

ポイントは、無理しすぎたり、楽勝すぎる計画もダメです。



これまでの経験では、次にことをやれば筆記の合格水準に達します。


1.8から10の論文を作成し、添削を受けて修正完成させる。


2.過去の択一問題175問題の語句、数値、データ、条文などを調べて記憶する。



これがすべてできないと合格できないわけではありません。



10の論文を計画して、頑張って6個しかできなくてもいいのです。


3つの論文をやったところで、無理だとあきらめたら3つのままです。


それよりも6つの方が合格に近づけたではないですか!



最後までベビーステップを踏み続けられる計画にしてください。


合格する人は直後に反省し、不合格になる人は直前に反省します。

その理由は、失敗したことをすぐに反省し、しっかり長く勉強するからです。



先行逃げ切り


筆記試験が終わってすごく痛い思いをした人がいると思います。

そして痛い思いをした人も、すでに2つの道に分かれています。

28年度に良い思いをするコースとまた痛い思いをするコースです。



良い思いをするコースを選んでいる人は、痛い思いをしたことを反省して、良い思いをするために考え行動しています。

再度痛い思いをする人は、今の痛みを忘れるために考えませんし、行動もしません。



すぐに行動するかしないかが来年合格、不合格の差になります。

試験日は決まっているのですぐに行動する人は勉強する時間が長く、すぐに行動しない人は勉強時間が短いのです。



もっと簡単に言うと、たくさん勉強した方が合格しやすいのです。

すごく当たり前のことです。



平成27年8月31日の今、行動している人には28年度の筆記試験(7月18日海の日)まで322日の時間があります。

今行動していない人はその時間がだんだん減っていきます。


競馬でいえば、すでに28年度レースのスタートゲートは空いているのです。


私は農耕馬ですが、サラブレッドよりも先にゴールする方法を見つけたのです。

サラブレッドが寝ている間に走り出したのです。



1回目のレースで農耕馬は時間内にゴールにたどり着けませんでした。

優秀なサラブレッドの中にも時間内にゴールできない馬もいました。

農耕馬は一生懸命に足を鍛えましたが、2回目も3回目もゴールにたどり着けませんでした。



「どうしたらサラブレッドに混じって、時間内にゴールできるのだろう?」と農耕馬は考えたのです。

そしてひらめきました。


「・・・レースが終わってもそのままコースを走り続けよう!」


農耕馬は10年間走り続けました。


11年目にサラブレッドに混じって農耕馬はゴールできました。

めでたし、めでたし。


農耕馬は私です。



あなたがサラブレッドでも農耕馬でも、犬でもかめでも人間でも同じです。

早くスタートを切れば切るほど、早くゴールできます。

周りの人があきれるほど先行すればいいのです。












試験官は、あなたの自信のないところやウソを見抜きます。

ウソを見抜ける理由は、あなたの態度に表れるからです。


書く




あなたは所属している部署できらいな方や苦手な方はいませんか?



思いだして下さい。

なぜそうなってしまったのか?

なんか態度やしぐさ、言葉などから「いやな印象」を受けていたはずです。



私がきらいになった上司がいました。

それは初対面の時のたった一言です。

「なんでもっと早くこれんかったんや!」



前任の現場が一人現場で、土木部長からも「ちゃんと後始末を完全にしていけ」という指示がありました。



次に行く現場が単身で、遠くの現場だったので、役所からの呼び出しや今の現場の不備なので戻って対応すると次の現場にも迷惑をかけるからですね。



土日も出て最終仕上げを急ぎましたし、毎日24時ぐらいまで残って、書類を仕上げて次の現場に行ったのにも関わらず、思慮を欠いた言葉を投げかけられました。



一気にその上司も現場の印象も悪くなりました。



口頭試験のときに、試験官とのやり取りで試験官の印象が悪くなるひとことを発してしまったとしたら・・。

試験官の印象が悪くなる態度を取ってしまったら・・。



技術士塾では模擬面接を一人ずつ実施して、その様子をビデオ撮影し、その受講者だけみられるようにしています。



本人が気が付いていない態度やしぐさ、話し方などを客観的に知ってもらうためです。



約20分も模擬面接のうち、15分以上貧乏ゆすりをしている方もいます。



左足だけのときもあり、両足のときもありました。

ときどき本人も気がつくのでしょう。

30秒ぐらい止まりますが、またすぐ始めるのです。



自信がある答えのときにはじっとしています。

ちょっとでも自信がなくなると、貧乏ゆすりを始めていました。



ビデを見たときに絶句したそうです。

かなり強く心に刻まれたので本番では減って、ちゃんと合格しました。



他にも自信のある答えのときには大きな声ではっきり答えているのに、ちょっとで見自信がなくなると声が小さくなって正面を向けなくなる人もいます。



反対に自信のあるときにはゆっくりと普通にしゃべっているのに、自信がない答をしゃべるときには早口で声が大きくなる人もいます。



こういう変化を試験官は1分で見抜きます。



そしてビデオで見るまで、自分のクセに本人は気が付いていないのです。

「気がついて良かったです」

「こんなに小さな声でしゃべっていたんですね」

「猫背で、面接の間ずっと試験官をにらんでいますねぇ」

・・・



誰にでも本人の気がつかないくせやしぐさがあるのです。

でも、試験官は気がついてあなたが自信のないところやウソを見抜きます。

ウソはダメです。



態度やしぐさでウソを見抜かれないようにするのではいけません。

ウソをつかなくていいように準備をするのです。





口頭試験のときに技術士らしく見せようとすると不合格になります。

その理由は、ついつい背伸びをした発言をしてしまい間違ったことを言ってしまうからです。


墓穴を掘る

口頭試験で墓穴を掘る方がいます。

知ったかぶり!して、つい余計なことを話してしまうのです。

言った瞬間、「しまった!」という言葉が頭をよぎります。

口頭試験は、試験官が質問して受験者がその質問に応えるという形式で進行していきます。

試験官の質問は、用意されているものもありますが、その場で試験官が思いついたことを聞いてくるというのが普通のパターンです。

あなたの答えにまた質問をかぶせてくるんですね。

したがって100%の予想など不可能です。

30%予想した質問が出れば良い方です。

そういう状況なので、知識のないことやハッキリ覚えていないことも質問されます。

受験者としては、「知りません」とは言いにくいですよね。

ついつい知ったかぶりで話してしまい、その答に質問をかぶされて、答がしどろもどろになったりつじつまが合わなくなるのです。

知らないことがあっても良いのです。

当然知っていないといけないと試験官が考えることにはちゃんと応えないと行けないし、知らないことに対してあいまいな答えを出してもいけない。

ここが難しいのですが、技術士法で名称表示する理由は、自分の専門を相手にちゃんとわかってもらい、専門についてしっかり答えるという意味もあるのです。

技術士はあいまいなことを伝えてはいけないのです。

もし技術士になって専門分野で知らないことをきかれたら、「知りません。あとで調べて連絡します」と伝えるべきなのです。

専門以外のことをきかれたら、「専門外なので正確なことは分かりません。たぶん○○だと思いますが、またあとで調べて連絡します」などと答えなければいけないのです。

初対面の相手でも「技術士(建設部門)」と名刺に書いてあれば、信用して質問などをしてくるのです。

口頭試験のときに試験官が「この人を技術士にしたら、不適切な答えをお客にしてしまう」という印象を持ったら、絶対に合格にしないのです。

合格したいから技術士らしく見せたいという気持ちはよく分かりますが、自分を大きく見せると墓穴を掘ってしまいます。

あなたはあなたらしくすればいいのです。

口頭試験のときに質問に対して黙り込むと不合格になります。

理由は、限られた時間内に合格させる質問ができなくなるからです。




勝利


口頭試験は合格させる試験です。

筆記試験の合格率は14、15%です。

口頭試験の合格率は90%です。



試験官は合格させたがっているのです。

でないと、90%の合格率は高すぎる!

そう思いませんか?



口頭試験で質問される中心的なことはあなたの業務体験です。



あなたの体験を聞かているのに黙り込んでしまう状況は、体験を疑われるということにつながってしまいますし、時間だけが過ぎ去ります。



質問の中にも当然知っていなければいけないことと知っていなくても良いものがあります。



例えば、すごく細かい数値など忘れていてもしょうがないものもありますし、本を調べればすぐに分かる数値などについては、「わかりません。調べておきます」で大丈夫です。



すると試験官はすぐに別の質問をしてきます。



この応えられなかったらすぐに別の質問をしてくるという意味が分かるでしょうか?



この意味は「試験官は評価・採点表に○をつけたい」ということです。

口頭試験で合格するには、3つの項目に「○」が必要です。

①経歴及び応用能力

②技術者倫理

③技術士制度の認識その他



試験官の質問に答えられなかったら、即「×」になるのではありませんよ。

試験官は「○」が付けられるように次の質問をしたいのです。



1番の質問に答えられない。→○が付けられないから×。

2番の質問に答えられない。→○が付けられないから×。

3番の質問に答えられない。→○が付けられないから×。

4番の質問に答えられた。→○。



3番までで質問する時間がなくなってしまったら、合格させる理由がありません。

でも、4番目の質問が時間内にできて○ということは、合格させる理由ができたのです。

○をつけないと合格にはできないし、○をつけるために使える試験時間はたった20分しかありません。



だから10秒も20秒も黙り込んでしまうという行為自体が○をつけてもらえる質問の数を減らしているのです。



黙り込むというのは危険なのです。



試験官は、あなたが答を必死で探していて黙っているのか、まったくわからずに黙っているのかの区別がつかないのです。

もし、本当にわからなかったら素直に「わかりません。帰って調べておきます」と言いましょう。