口頭試験で不合格になる理由~体験を疑われる~ | 技術士試験に合格する技術

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口頭試験で不合格になり理由の

一番大きなものは

体験を疑われるということです。


「体験論文は他の人に書いてもらうことができる」

ということをいう人もいますが、

他の人に口頭試験を受験してもらうことはできません。


今の口頭試験時間の45分のうち

30分間ぐらいは体験論文についての

やり取りになります。


この30分で自分の体験でないことについて

質問を受けて、ちゃんと受け答えができるのはほぼ不可能です。


試験官とのやり取りは、試験課の質問に応えるという形になります。


質問を予想できるのではないかと思う方がいると思いますが、半分以上は予想できません。


なぜなら、質問に対する答に対して

また質問をしてくるからです。


将棋や碁と同じように、指してきた手に対応して

どんどん展開が変わっていくようなイメージです。


そういう体験をしていれば当然知っていないといけないことを知らない。

体験した現場の周りのことをまったく知らない。

などということになると、体験そのものを疑われるのです。


そしてその疑いを口頭試験の間に試験官に持たれてしまったらほぼアウトです。


口頭試験で不合格になる理由

試験官が「この体験にはウソがある」

と疑ってしまったから。