まねるは学ぶ | 技術士試験に合格する技術

技術士試験に合格する技術

技術士試験に合格するためのノウハウを発信します。

技術士塾では、仲間意識を持って

お互いの添削論文を公開しています。


そしてその論文を真似しすることで

自分の論文を高めようとしています。


これを「他人の脳を借りる」と言っています。


添削論文は知識の宝庫であり、構成の仕方や

論文の流れ、言葉の使い方など合格不合格に関係なく

自分にないところをたくさん学べます。


最初はスッポリ同じことを書くことから始めます。

自分の論文の中に同じものを入れ込んでしまうのです。


でも評価は全く違ってきます。

それでは元の評価を越えられませんし、

ダメ出しを書かれてしまいます。


それはただの「サルまね」だからです。


サルまねで点数があがれば

技術士論文は暗記で合格できることになります。


5月から7月にかけて「知識が足りない」「暗記しなければ」

と言っている受験者が合格できないのは、

試験官にサルまねを見ぬかれてしまうからです。


論文には文の流れがあります。

同じ文をスッポリそのままあてはめても

前後が違うので、浅い考えや知識に

見える場合がほとんどです。


そこから自分の文にするために

前後の分を考えたり、サルまねした文を

変えていかなければいけません。


これが「ヒトまね」です。

ヒトまねを繰り返していると

いつの間にか自分のものになます。

「オリジナル」の完成です。


このオリジナルは、前後の文にあうように

論文の中で自然に使うことができるようになります。


それはサルまね→ヒトまね→オリジナル

という過程の中で、思考し手書きした成果なのです。


他人のオリジナルをサルまねして

点数が低いと悩まないでください。

所詮オリジナルには勝てないのです。