一輪の花


私の一輪の花

粗末に扱うあなた

花の声も聴かず

踏み躙る気持ち


呼び起こす眠った心

そっと息を吹き瞼を誘う


あなたはまだ見ていない

眠ったままの瞼では

その瞼が開くまで

あなたはまだ眠ったまま


いつになく喋る寝言

浅瀬の住人がよく使う

並べられただけの言葉たち

あぁ、あくびが止まらない


履き違えた長靴を

いつまでも履き続けてる道化師

自分が子供だとも知らずに

彼の欠点は、ずばり…


花を踏み潰した足跡

あなたは振り向きもしない

踏み躙られた気持ち

あなたはまだ見ていない


とうに捨てた真心

捨てて芽が出る一輪の花

この一輪の花を枯らさぬように、、