完璧主義の功罪、赤子のように手を伸ばす。 | 恋愛あぷりブログ by しあん

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Done is better than perfect

いま、普段必ずといっていいほどログインしているFacebookの創業者 マークザッカバーグの名言です。

まず終わらせろ

という意味です。

私たちは、大人になるにつれて段取りよくなにするにしても完璧にこなそうと初動が遅くなったりします。



たまに始めた掃除がやがて家中の大掃除になり、明け方ピッカピカになる経験は誰しもあるかと思います。

掃除を始める前から隅々まで完璧にやろうとしていて、どうせ完璧にできないならいまのタイミングで終わらせなくてもいい、そのメンタルが一ヶ月も二ヶ月も部屋掃除を完了するという目標から遠ざけてしまうわけです。

今日はベットの周り明日はお風呂場、という始め方できれば一週間でできてしまうことですね。

ここでいうとりかかりの遅さは、パーキンソンの法則※1の第一法則でいう、与えられた仕事に対してありったけの時間を浪費してしまうという意味あいとは少し異なるもので、まず完璧にやりたいというものがあって完璧にできないならやらないという完璧主義者が陥りがちな常といえます。



さてその完璧が問題なんですが、明け方に掃除し終えたお部屋は完璧に掃除完了したのでしょうか?

窓の縁をみると埃だらけだったり、模様替えはまだこれからだったりします。

いってみれば、

いつになっても完璧には達しない

ということ。

どちらにしろ完璧に達しないなら、なるべく早く簡潔に終わらせている状況を作っている方が仕事が早いといえます。

人間の脳はとても厄介で、失敗をして幾度となく同じ失敗を繰り返してしまうのは、イメージ、失敗した回数が多いときのインプリンティング(心理的刷り込み)がとても大きいのです。

また、掃除できなかった。
また、掃除できなかった。

これを繰り返していると、本当にいつこの部屋が綺麗になるのかイメージすることも出来なくなるわけです。




まず、とりあえず雑でもいいから終わらせる。

そしてそこからブラッシュアップして磨きをかける。

小さな成功を重ねることで人間の脳はエネルギーを得てモチベーションに繋げるという法則を最大限利用するべきだと思うのです。

さて明日から赤ちゃんが目の前にあるオモチャになりふり構わず手を伸ばすよう、段取りなんて無視して何事もまず終わらせてしまいましょう!(自分への忘備録としてここに記す。)

いつの間にか仕事に追い詰められることのないよう...


※1 パーキンソンの法則

第1法則 仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する

第2法則 支出の額は、収入の額に達するまで膨張する