OS作ってます。4日目 | 「ステュディオス」な生活

OS作ってます。4日目


「ステュディオス」な生活-4日目の成果
ちょっと時間があきましたが、三日坊主にはなるつもりはありません。

ということで、4日目の内容は「C言語と画面表示の練習」ということで、実装言語の中心がC言語に移ってきます。

一応、初心者にもわかるように書かれている本なのでC言語も新しい構文が出てくれば説明があるのですが、いきなりポインタが出てきます。

C言語初級者の最大の壁であるポインタがfor文の次あたりに説明されます。

僕もポインタには苦手意識を感じていて、これまでは敬遠してきました。
まだ、完全に体得したという実感はないのですが、他の本とは大きく異なる本書の説明で、なるほど!、そう考えればいいのか!と思いました。

ポインタの説明でも「結局作りたいのは機械語の実行ファイルなのだ」という本書のスタンスがはっきりしていて、Cのコードをアセンブラで書くとこうなるのだよという説明されています。そういう説明をされると、ポインタとはアドレス指定でメモリに値を書き込む方法なのだなぁと理解できました。そういう視点に立てたことはこれまでの4日間の成果かと思います。

しかし、ポインタ以外の部分はやや説明が少なく感じました。割り込みやレジスタとやりとりするためのスタックの説明も、C言語のコードに対応して追加されたアセンブラのコードの説明もあっさり目ですっ飛ばしてどんどん進みます。
あらかじめ用意された添付CD-ROMのソースファイルを次々と実行してみてねって感じです。

このあたりは逐一、詳細に説明していくより、もう少し進んで後で振り返った方が理解しやすいし、理解できるようになるのだろうと思って、進むことにしました。

で、4日目の成果が、写真の画面です。
これまでの真っ黒画面にテキストで文字が出てくるだけの殺風景なものではなく、やっと何か作っているんだと思える結果が得られるようになってきました。


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