ライプツィヒのゲヴァントハウスとオペラハウスに近い位置にあるグラッシー美術館。その中に楽器博物館がある。そこの中で見た面白い楽器を幾つか写真に収めてきたので紹介する。

コントラバス弾きとしてはまずコントラバスを探すことになるわけだが、そこには指板の細工が美しい楽器があった。

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指板の先には年号が書かれてある。よく見ると胴体にはいろいろ書かれている。
西澤 誠治 氏によるとティールケ作の世界で最も美しいと言われているバスであるとのこと。

テオルボや携帯チェンバロなど。


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弦の張り方が特殊なチェンバロも幾つかあった。

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ピアノの発明者クリストフォリが製作したピアノ。5月はクリストフォリの誕生日があるそうだ。
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ここからは変わった、チョット笑える楽器。手が届きやすいようにしたのかな?
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F字孔の代わりに横に穴が空いているヴァイオリン。

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長さの異なる釘を弓で弾く楽器。曲げてあるのが黒鍵に相当しているようだ。
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純正律の和音を網羅するべく作られたオルガン。ハリー・パーチの43音音階などの応用であろう。

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クレスントのような特殊な楽器もあった。
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日本の笙など雅楽器もあり、大変充実していた。