日本へ帰国のために立ち寄ったベルリンでは、バスの中から幾つかのモニュメントなどを見ることができた。

まず、戦勝記念塔。デンマーク戦争など多くの戦争に勝利していた時代の建造。勝利の女神も輝かしい。



ここから公園の中を進んだ突き当たりに、ブランデンブルグ門がある。想像していたものより小さく感じた。



ここで左に曲がると、ポツダム広場に向かう。その途中に、アウシュビッツの犠牲者を追悼する方形のオブジェが累々と置かれた広場がある。



この辺りの道には、煉瓦が埋め込まれたラインがある。これが、以前東西ベルリンを分ける壁があった跡だそうだ。



ここからはバスでの行程と地図をもとに翌日歩いてみてきたもの。

やはりベルリンフィルの本拠地、フィルハーモニーホールは拝んでおかねば(笑)




日本大使館を含む、大使館通りの末端のポツダム広場の近くにある。隣に室内楽ホールもある。



この先には美術館もあり、広々とした文化的なエリアが広がっている。

綿毛(タンポポではないようだが、草地を綿が埋めつくしているところもあった)が舞う街を歩きながら、バウハウス展示館を訪れてみた。




ワイマールではバウハウス美術館に行けなかったので、こちらで展示を見てみた。コルビジェの直筆の展示レイアウト案や、クレーやカンディンスキーの教鞭のもとに作成された生徒の作品なども見ることができた。現代の工業デザインの基礎がバウハウスによって確立されているかとがよくわかる。

戦禍で壊されたものを遺してあるカイザー・ヴィルヘルム記念教会は周囲の近代的町並みに異彩を放っている。







ここからほど近くに動物園がある。入り口がエキゾチックなのが謎だ。



ベルリンの壁の現物は見ることができなかったが、それだけ開発が進んでいるということでもあるのだろう。どのビルも以前の壁を凌駕するかのようにそびえ立っているのが印象に残った。