皆様のご想像のとおり、

私、あまり運動が得意ではありません。

正直に言いますと、

かなり、自信をもって鈍いです。

中でも、苦手なのは鉄棒。

思い当たる方も沢山いらっしゃるのではありませんか?



そろそろ、出来ないのはクラスでも数人となった、

小学校低学年のある日の放課後。

どんなに地面を蹴っても、

思い切り勢いをつけても、

一向にあがってくれません。

こんなアイテムを使っても、やはり効果なし。

頭が重いのか、

それとも、お尻が重いのか、

どうやってもクルッと出来ないでおりました。

(不得意なことって、ひとりで練習してるとすぐイヤになりますよね)





その時、遠くのほうで・・・・・



















「別に、逆上がりなんてどうでもいいじゃんか!!」

近所に住む、ひとつ年上のK君です。

(ヤダ、どこかで私の様子を窺ってたみたい・・・)





「そうゆうわけにも・い・か・な・い・の・!!」

「今度の参観日でやるんだよ!!」

「出来ないとかっこ悪いもん!!」


(出来れば母さんにも誉めてもらいたい)

私は構わず練習を続けることにしました。





「違うよ、蹴るだけじゃなくって回るようにするんだよ!!」





「うるさいなぁ」

と思いながらも、いつになく真面目な発言に耳を傾けます。





「そうそうそう、さっきよりいい感じ!!」





私は無言で繰り返します。





時に見本など見せてくれたり、


お尻を持ち上げてもらったり、


練習を続けること数十回。





クルッ@





気がつくと私の身体は、鉄棒の上。





ヤッタァ~~!!





きらめく様な感動を胸に

私の瞳に映ったものは

校舎の窓に反射した夕焼けなどでは決してなく

小さな自信、あるいは希望





だったのかも知れませんね。





K君どうもありがとう。

(あの時、お礼をちゃんと言ったかなぁ・・・私?)

(どさくさに紛れてお尻をさわったことは・・・許そう・・・今更!)






そして、参観日当日

鉄棒の向こう側に、沢山の母親たちに混じって、母さんの姿も見つけました。

クラスメイト達が順番にクリアして行きます。





ピー



先生の笛が鳴り、いよいよ私の番です。





小さな自信と大きな不安・・・・・






エィッ・・・・・!!






二度ほど挑戦したけど・・・・・

全く・・・・・出来ませんでした。






またまた放課後、

そのことをK君に話すと、





「もう一度、やってみやよ!!」

「イイョ、私ダメョ・・・」

「いいから、もう一度」

「うん」





「せ~~のぉ!!」





K君が掛け声をかけます。




クルッ@




キャハハハ・・・・・




二人で笑い転がりました。





うぅ~~ん、人生なんてこんなもんですぅ♪





逆上がりを苦手としてるお子様をお持ちのお父様、お母様。

どうか、焦ることなく見守ってあげてくださいませ♪

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