台風とビジネス (105) | Across The Border (国境を超えて)

台風とビジネス (105)

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今年は早くも台風がいくつか来ています。
ビジネスで飛行機を利用する人には
頭が痛い時期だと思います。

少し前の会話です。
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MASA:台風の影響で 本日(8月7日)のアジア方面フライトは
     欠航が相次ぎ、多くの方々が予定を狂わされていました、、、


     僕が予約していた上海発香港行きの便も 

     結果的に6時間以上ディレー、、、


Ann:上海空港ですね。

    6時間以上とは大変ですね。。。


MASA:春秋航空は、そもそも機体数が少ないため
     一便でも欠航すると、
     その日一日ディレーを引きずります、、、

     これが格安航空会社のデメリットですね。


     つまり予備機が「無い」事が要因で、
     朝ディレーや欠航便が出ると、
     丸一日、その影響を受けるという事です。


Ann:春秋航空の所有している飛行機は21機
    これで23都市でまわしているのだから
    大変ですね。


MASA:明日は 朝一でマカオです。


     で、打ち合せ後、再び香港Branchに戻り
     午後便で羽田へ移動、夜からお台場で会議です、、、


     でもこういった多忙性のある日常生活は

     実に楽しいですね。


Ann:忙しさを楽しめるのはいいですね。(笑) 


MASA:とは言え、6時間ものディレーはさすがに、、、(苦笑)


Ann: ビジネスで飛行機が遅れると大変ですね。
    どうやってメイクアップするんですか?


MASA:飛行機の遅延は、新幹線などの陸上交通と異なり

    分単位ではなく時間単位となります。


    格安航空会社の場合は、航空会社カウンターでどこから来た便が、
    次に自分が乗る便となるのかを聞いておけば、
    結果的にどの位の遅延になるのか、

    もしくは欠航となるのか想像がつきます。


    僕の場合、(不本意ながら)結構こういった状況に慣れておりまして、
    こんな時は、じたばたしても始まらない事を

    十分理解しているつもりです。


    幸い、海外の空港はフリーWIFIが多いので、
    こんな時はスカイプで普通に仕事を

    始める事にしてます。

    電源プラグも、フリーで使えるところが多いので

    事業計画書を作成してり、ビジネスメールをうったりと

    即席事務所のような環境を作り上げることで、

    業務が遅延しないよう手を尽くすこととしております。


Ann:そういえば上海空港は、フリーWIFIで驚きました。



上海空港


Across The Border (国境を超えて)
















Photo by Ann


MASA:上海浦東国際空港にいる僕と、

     上海市内、香港、ドバイにいるビジネスパートナー達、

     TV会議もできちゃう。

     実に便利な時代になりましたよね!


     だいたいの場合、諸外国の方々とは

     スカイプで仕事をしています。


     電話だと有料ですが、スカイプは無料で顔も見れます。

     企画書も見せあったり、ニュアンスも伝わりますしね。

     旅慣れている人というのは、

     こういった不可抗力な時間を実に有効的に活用しているようです。

 

Ann:私もスカイプを便利に使っています。

   スマートフォンからスカイプで電話もできますし。

   三人で一緒に話したこともあります。


MASA:そういえば 春秋航空、、、
     遅れたお詫びに、なんとカップラーメンを
     一個ずつ 配ってました。

     それだけ!?


     って思ってたら、中国人民の方々、

     みょ~に納得してました。


Ann:カップラーメンは、日本人の偉大な発明でしたね。


    香港国際空港はいつも褒めていますが、
    どういいんですか?


MASA:香港国際空港のプライオリティーラウンジは最高です!

     ドバイやカタールなみですね。

 

     先ほどお話したディレーのさいは、

    このようなラウンジが「即席事務所」にもなります。



     個室もあるため、実に利便性が高いのです。


Ann:ファーストクラスラウンジに縁がないし、
    ドバイやカタールも行ったことがないので
    どんなにいいかわからないのですが・・・(笑)


MASA:航空会社は、ヘビーユーザーとなる優良顧客向けに、

     ラウンジを用意しています。


     ビジネスクラス以上か、年間利用回数が極端に多い方は、

     これらのラウンジを利用出来ます。


    他に、特定クレジットカードのプラチナや

    ブラックの所有者も、大概利用可能となります。


     そして、これらのラウンジは、それぞれの空港で

    大きく異なります。


     例えば、成田、羽田の両国際空港ラウンジは、

     残念ながら非常にレベルが低い、、、


     それに比べて、香港国際空港のこれらのラウンジは、

     実に優雅であり豪勢な作りです。

     それだけで「また来よう!」と思います。


     諸外国からの観光者、ビジネスパーソンを

     呼び込む一つの要因に、
     空港のサービスグレードがあります。


Ann: 確かに観光客も大切ですが、ビジネスのお客も

    もっと大切ですね。


MASA:ただ、観光地が頑張れば良いというものではありません。

 

     そういった面においても、諸外国は

     綿密なマーケティングで充実したサービスを

     提供しているのです。


     ただなんとなく航空会社を選ぶ、、、
     というよりは、様々なサービスを見極めつつ、
     利用してみることも旅の一つだと思います。


プライオリティーラウンジではありませんが・・・
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画像From: http://office.microsoft.com/en-us/images/


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