WindowsでのISOファイルマウントガイド

ISOファイルは、CD-ROM、DVD、BDなどのディスクのイメージファイルです。Windows11でのISOファイルのマウント方法や、それを利用して仮想ドライブとしての活用、さらには空のCDやDVDへのデータ転送方法・マウントできないときにトラブルシューティングについて詳しく解説します。

 


 

 ISOファイルのマウント方法

Windows11の標準機能を使用してISOファイルをマウントすると、エクスプローラー上で通常のCDやDVDと同様にディスクとして認識されます。これにより、ISOファイル内のデータにアクセスできるようになります。

 

  1. ISOファイルを右クリック:
    ISOファイルを選択して右クリックします。

    ISOファイルを右クリックします。

  2. マウントをクリック:
    右クリックメニューの中から、[マウント]を選択します。

    ISOファイルがマウントされました。

  3. ISOファイルのマウント完了:
    選択したISOファイルがマウントされました。

    ISOファイルがマウントされました。


ISOのマウントを解除する

ISOファイルのマウントを解除すると、エクスプローラー上の仮想ドライブが消えます。ただし、マウントを解除してもソースのISOファイル自体は削除されません。仮想ドライブの読み込み(再生)中にマウントを解除しようとすると、解除できないことがあります。その際は、ディスクを開いているアプリケーションを閉じてから、再度マウントを解除してください。

  1. 仮想ドライブを右クリック:
    エクスプローラを開き、マウントされた仮想ドライブのアイコンを右クリックします。

     

    ドライブを右クリックします。

  2. 取り出しをクリック:
    メニューの中から[取り出し]を選択すると、マウントが解除されます。

     

    [取り出し]を選択します。

 マウントできない時の対処方法

ISOファイルがマウントできない場合のトラブルシューティングについて説明します。Windows11の標準機能を使用してISOファイルをマウントするには、ISOファイルが「Windows ディスクイメージ書き込みツール」に関連付けられていることが必要です。

もしWindows11でISOファイルを右クリックした際に[マウント]の項目が表示されない場合、以下の手順でISOファイルの関連付けをWindowsエクスプローラーに変更してください。

 

Set defaultボタンをクリック:
エクスプローラーを選択したあと、[Set default]ボタンをクリックします。

  1. スタートメニューを開く:
    (スタート)ボタンをクリックします。
  2. 設定を開く:
    (設定)をクリックします。
  3. アプリを開く:
    Windowsの設定が開いたら、メニューの中から[アプリ]を選択します。
     
  4. 既定のアプリを開く:
    アプリの設定画面が開いたら、[既定のアプリ]をクリックします。

     
  5. 書き込みツールを選択:
    アプリの一覧から[Windows ディスクイメージ書き込みツール]を選択します。

     
  6. アプリ名を選択:
    拡張子.isoに関連づけられた[アプリ名]をクリックします。

     
  7. エクスプローラーを選択:
    表示されたアプリの選択画面で、[エクスプローラー]を選択します。

     
  8. 関連付けが変更されました:
    isoファイルの関連付けが、エクスプローラー に変更されました。