システム管理者ならびに標準ユーザーの環境変数を変更する手順をご説明します。

この例では

環境変数 「%TEMP%」「%TMP%」 を変更しています。

まずは管理者ユーザーの場合からです。

  1. 環境変数の変更はこちらから

     
  2. 環境変数を選択し編集ボタンをクリックします。

     
  3. 変数値を変更しOKを押します。





次に標準ユーザーの場合です。


管理者権限のない 標準 ユーザー(AdministratorsグループではなくUsersグループのアカウント)のユーザー環境変数を変更するには、コントロールパネルから「環境変数の変更」リンクをクリックします。

環境変数の変更 をクリックしても応答がない場合(設定画面が表示できない)

  1. コマンド プロンプト(cmd.exe)を起動します。
  2. SET コマンドで現状を確認しておきます。
  3. SETXコマンドを使い変更します。
    たとえば環境変数「TEMP」の値を「D:¥Temp」に変更するには

    SETX TEMP D:¥Temp

    を実行します。

     成功: 指定した値は保存されました。 

    と表示されればOKです。
  4. ユーザー環境変数の内容が反映されたことを確認するため、コマンド(cmd.exe)を再起動して、もう一度SET コマンドを実行してください。

 

このように管理者ユーザーは従来のWindowsと同じ方法でしたが、標準ユーザーはコマンドを使って変更しなければなりません。

 

コマンドプロンプトのプロンプトをカスタマイズ

プロンプトに現在の日時も表示します。


SETX PROMPT "$E[32m[$D$S$T]$E[0m : $E[31m$E[1m$P$E[0m$_$G"

 

デフォルトは、カレントディレクトリが表示されますが、

 

現在日時も表示しています。