高校一年の秋文化祭があった

自分らのクラスは音楽喫茶をやることになった

音楽喫茶といっても音楽を流すだけじゃない

ギターで生演奏をするんだ

もちろん自分は出演することになった


水中探検家広部俊明 海を行く!

メンバーはギターボーカル広部

ボーカル斉藤晴永(ジャニーズ斉藤と呼ばれていた)

ボーカルダンス土屋克己(田原俊彦の物まねをよくやっていたな)

曲は自分が歌う曲は

堀江純のメモリーグラス

松山千春の季節の中で

永井龍雲の道標ない旅

やオリジナル曲

斉藤はモンローウォークや愛は陽炎やいとしのエリー

土屋はハットしてグーやハイスクールララバイ

を歌ったのを覚えている


水中探検家広部俊明 海を行く!

しかし隣のクラスにものすごく歌のうまいやつがいたんだ

オフコースや松山千春をそのまんま歌える

明らかにレベルが違って落ち込んだのも覚えている

鈴木賢一というやつなんだけど

あのまま歌をやっていたらものすごいやつになったんじゃないかと今でもよく思う

そのぐらいうまかった

鈴木はゲストみたいな形で喫茶店で歌ったんだけど

あまりに好評すぎて

結局レギュラーに

そして最後のほうはメインになっていた

すごく悔しかったな

この鈴木とは今は連絡を時々取っていて

美容室を横浜でやっているんだ

あるとき水中撮影でお世話になっているNHKの人から

いきなり電話がかかってきて鈴木に代わったんだ

昔からの知り合いで偶然自分の話になったらしい

水中探険家をやっていなかったら今連絡を取ってなかったから

人生というものは面白い

文化祭はいろいろな思いで終了

いい思い出になっている


そのころ浅井やイリサも自分の学校で音楽をやっていた

特に浅井の学校のやつとは交流があったような思い出があるな

そういえばマネージャーの石井晶子が入ったのもこのころだ

石井はアッコと呼ばれていて中学では大人気だった

そんな子がマネージャーというのもうれしかったな

アッコはもう一人のメンバーみたいな感じだったな

それからはアッコが結婚するまでは

3畳の仲間富田や高橋(まちゃ)とともに私生活でもほんと悪がきの仲間だった

このときの話はまた後の物語で書いていこう


自分は結構相撲が好きで

小さいころは輪島が大好きだった

それから千代の富士が好きになったんだけど

ちょうどこの年

輪島と貴ノ花(貴乃花のお父さん)が引退して

千代の富士が横綱になったような気がする

相撲のひいきと結うのはあまり変わらなくて

千代の富士が引退すると

霧島のファンになり

そして今は魁皇とまだ4人なんだよね

魁皇まだがんばってくれよ!


文化祭のあとすぐに

ヤマハのバンド合戦だ


つづく