真如苑1
さて、突然ですが私はこれから「真如苑」について、語ります。特定個人・団体への誹謗中傷をする訳ではありません。ひとつの読み物、物語と考えて頂きたい。それでは、よろしくお付き合いお願い致します。
昨年平成21年10月初め、私は会社を休職することになった。同年12月初めに復職した。この期間に私は「真如苑」に関わった。
11月18日、某販売店が新店舗を建てる計画があり、その店舗の店長として私を迎えたい、という話が以前からあり、それにのってみようと思い立った。
その販売店の社長には小学生の頃より色々面倒を見てもらっていて、中学、高校と付き合いは続いていた。祭りの大好きな人で、酒でよく体を壊していた。彼の長男は私の同級生だということからも、私と彼ら一家との付き合いが深いことは理解して頂けるかと思う。中学、高校とコンピュータに堪能だった私は幾度となくwebに関する質問を受け、またそこでの対応における信頼を得ていた。
私は「話をうかがいたい」と連絡をとり、改築したばかりの事務所で、社長とお茶を飲んでいた。社長の奥さんは、何やらそわそわと落ち着きのない様子で私の周囲を歩き回り、ときおりお茶をつぎ足した。こういう理由で私は休職することになり、また、このように考え、その仕事を是非引き受けさせていただきたいと申し出た。
「そうだなあ、ある程度仕事を覚えるまでうちで働く必要があるな。○○(社長の長男)がやる気にならないと、店舗は出せない。また、病気に関しては治していただく必要がある。治療については、今まで通りの医者にかかっているだけでは完治しないと思うな。何故なら君はその医者にかかって既に4年にもなるが未だ何も改善されていないし、結果的に今回のように酷い状況に陥った。だからまず病気をどうにかしないといけないのだけれども…そうだ、俺にいい考えがある。」
と私に何やら紙を差し出した。
「この紙に君の名前と住所、生年月日を書き込むんだ。」
私はこのとき全てを理解した。
「君にとって絶対にプラスになるよ。真如苑はまさに君のような救いを求めてやってきた人に、ちゃんとした道筋を示してくれる。目から、耳から、とんでもなく鱗が落ちるような、もうとにかく救われるんだ。騙されたと思って、連いてきてみないか。…うちが真如苑を信仰していることを、君は知っていたのか。」
私は知っていたが、知らなかったふりをした。
11月19日、社長の奥さんよりメールがあった。
「こんばんは、○○です。昨日の約束覚えていますか?社長は、マジです!21日の21時10分に○○の駐車場が集合場所です。温かい支度してきてください。ちなみに車は、そのまま○○の駐車場に置いておきます。それでは、待っています。」
社長の妻からメールがあった。私は返さなかった。というのも、昨日既に打ち合わせ済みの内容だったからだ。またその際、千円支払った。参拝する際の料金だったのだろうか。よくわからない。
私はとりあえず行ってみることにした。
仕事も何も、何もかもないのだ。
11月20日、奥さんよりメール。
「○○ですね!メール届いていますよね?明日は…大丈夫ですか?」
「了解です、時間通り向かいます。」
11月21日、私は約束の時間まで近くの居酒屋でひとり酒を飲んでいた。これから東京にバスで向かう。バスで寝付くことが非常に苦手なので、酒の力を借りて寝てしまおうと考えたのだ。というのは後付けで、ただ酒が飲みたかっただけ、でもある。
時間通りにバス乗り場に向かう。辺りは当然真っ暗闇で、バスの灯りだけがボンヤリと浮かんでいる。まるで片道の、二度と戻ってこれないような…「オリエント急行殺人事件、死の片道切符」みたいなタイトルがつきそうなバスだ。私は急に不安になって…ということは全くなくて、酒を飲んでいるし、抗鬱剤、安定剤も飲んでいるので、特に不安も感じずバスに乗り込んだ。
乗り込むなり、「酒飲んだな。」と社長に言われた。酒は基本的に駄目な宗教らしい。抗鬱剤や安定剤はいいのだろうか。
バスは40人乗りだが、私と社長、運転手と信者1人の4人だ。
「まあいい…では運転手さん、出発して下さい。皆さん、出発します。」
もう一度申し上げるが、私たちは全員で4人だ。
続く
昨年平成21年10月初め、私は会社を休職することになった。同年12月初めに復職した。この期間に私は「真如苑」に関わった。
11月18日、某販売店が新店舗を建てる計画があり、その店舗の店長として私を迎えたい、という話が以前からあり、それにのってみようと思い立った。
その販売店の社長には小学生の頃より色々面倒を見てもらっていて、中学、高校と付き合いは続いていた。祭りの大好きな人で、酒でよく体を壊していた。彼の長男は私の同級生だということからも、私と彼ら一家との付き合いが深いことは理解して頂けるかと思う。中学、高校とコンピュータに堪能だった私は幾度となくwebに関する質問を受け、またそこでの対応における信頼を得ていた。
私は「話をうかがいたい」と連絡をとり、改築したばかりの事務所で、社長とお茶を飲んでいた。社長の奥さんは、何やらそわそわと落ち着きのない様子で私の周囲を歩き回り、ときおりお茶をつぎ足した。こういう理由で私は休職することになり、また、このように考え、その仕事を是非引き受けさせていただきたいと申し出た。
「そうだなあ、ある程度仕事を覚えるまでうちで働く必要があるな。○○(社長の長男)がやる気にならないと、店舗は出せない。また、病気に関しては治していただく必要がある。治療については、今まで通りの医者にかかっているだけでは完治しないと思うな。何故なら君はその医者にかかって既に4年にもなるが未だ何も改善されていないし、結果的に今回のように酷い状況に陥った。だからまず病気をどうにかしないといけないのだけれども…そうだ、俺にいい考えがある。」
と私に何やら紙を差し出した。
「この紙に君の名前と住所、生年月日を書き込むんだ。」
私はこのとき全てを理解した。
「君にとって絶対にプラスになるよ。真如苑はまさに君のような救いを求めてやってきた人に、ちゃんとした道筋を示してくれる。目から、耳から、とんでもなく鱗が落ちるような、もうとにかく救われるんだ。騙されたと思って、連いてきてみないか。…うちが真如苑を信仰していることを、君は知っていたのか。」
私は知っていたが、知らなかったふりをした。
11月19日、社長の奥さんよりメールがあった。
「こんばんは、○○です。昨日の約束覚えていますか?社長は、マジです!21日の21時10分に○○の駐車場が集合場所です。温かい支度してきてください。ちなみに車は、そのまま○○の駐車場に置いておきます。それでは、待っています。」
社長の妻からメールがあった。私は返さなかった。というのも、昨日既に打ち合わせ済みの内容だったからだ。またその際、千円支払った。参拝する際の料金だったのだろうか。よくわからない。
私はとりあえず行ってみることにした。
仕事も何も、何もかもないのだ。
11月20日、奥さんよりメール。
「○○ですね!メール届いていますよね?明日は…大丈夫ですか?」
「了解です、時間通り向かいます。」
11月21日、私は約束の時間まで近くの居酒屋でひとり酒を飲んでいた。これから東京にバスで向かう。バスで寝付くことが非常に苦手なので、酒の力を借りて寝てしまおうと考えたのだ。というのは後付けで、ただ酒が飲みたかっただけ、でもある。
時間通りにバス乗り場に向かう。辺りは当然真っ暗闇で、バスの灯りだけがボンヤリと浮かんでいる。まるで片道の、二度と戻ってこれないような…「オリエント急行殺人事件、死の片道切符」みたいなタイトルがつきそうなバスだ。私は急に不安になって…ということは全くなくて、酒を飲んでいるし、抗鬱剤、安定剤も飲んでいるので、特に不安も感じずバスに乗り込んだ。
乗り込むなり、「酒飲んだな。」と社長に言われた。酒は基本的に駄目な宗教らしい。抗鬱剤や安定剤はいいのだろうか。
バスは40人乗りだが、私と社長、運転手と信者1人の4人だ。
「まあいい…では運転手さん、出発して下さい。皆さん、出発します。」
もう一度申し上げるが、私たちは全員で4人だ。
続く