ピラティスの3つ目のコツは、

骨盤の安定です。


丹田(骨盤底筋)と腹横筋で

骨盤を正しい位置で固定し、


下半身・上半身は、

骨盤から分離して動かします。


骨盤は後傾や前傾のなく中立。


肋骨も前にパカーンと開かず閉じる。


骨盤を収める場所に固定すると、

身体の末端に余計な力を入れずに

最大限の可動域で楽に動けます。


逆に、骨盤の安定がないと、

末端に余計な力みを生じて、

痛みや凝り・故障・怪我の原因に。


エクササイズを通じて、

骨盤の安定を習得します。





日常やヨガの動作で、

気合いを入れて頑張ると、

無意識に肩を上げる癖がありました。


これも骨盤の安定が

抜けている証拠です。


気付いてからは、

常に、どんな時にも日常で、

丹田を意識。


すると、肩を上げずに動作ができて、

可動域や柔軟性が上がり、


余計な過緊張を予防し、

痛みや肩凝りも無くなりました。


前脚、手先、肩・首など

身体の末端の過緊張は、


骨盤の安定の抜けの代替、

であることが多いです。





骨盤の安定が抜けた動きは、

体型にも影響します。


幼少期から太ももが太くて、

20代は、足痩せエステに大金を使う程、

コンプレックでした。


でも、それは、

骨盤の安定が抜けた状態で、

前腿をメインに使って歩く、

という動きの間違いからでした。


太ももはメインの筋肉ではなく

補助でしかないのに、

太ももを目一杯使って歩いて、

太くしていました。


正しい歩行は、

丹田と腹横筋で骨盤を安定させ、


足指と足裏で大地を蹴って、

その反動で脚を前に出すだけ。




正しい動きは、

余計な筋肉の緊張や酷使を防止します。


動作が正常になった結果、

自分の身体に見合ったサイズに

自然に変化します。


常に、身体の真ん中の骨盤を

丹田と腹横筋で支えることが肝心です。



つづく。