当地にお嫁に来て以来、
義親と義姉弟たちと同居してきました。
大勢の義家族との同居を他人に言うと、
「大変ね」と言われますが、
大変なのは当たり前(だのクラッカー🎉)。
義家族との同居の難しさは、
日本だけじゃなく、どこも世界共通で、
育った環境・常識・風習・文化が違うのだから、スムーズにいかないのは当たり前のこと
日本人同士でも大変なんですから
異国人なら尚更です。
前回の食事のお礼を言うと
嫌われるのが中華系の世界です。
(後日のお礼は「また奢ってね」の意味)
丁寧でまどろっこしい風習の日本と違って、
中華系は合理的で簡潔で即決、お礼はその場で一回で良し、何度も言うと誤解の元。
でも、大陸とも台湾とも香港とも違って、
当地の中華系は、ソフトな喋り方で
大声でがなり立てるのは大陸の方たち。
オブラートに包んだ遠慮深さがありつつ、
キアス(負けず嫌いで得したい)気質。
愛想笑いも建前もなく、
本音で接しサッパリした気質で、
良くも悪くも村意識が無く、
世間の目も他人もどうでもイイ。
結婚の話になったとき真っ先に思ったのは
異文化の中でこの大家族と上手くやっていけるだろうか?でした。
能天気なConyでも強く感じるほどに
家族の結びつき付きが強固なのです。
当地の中華系の結婚は、嫁は別姓外様でも、もれなく付いてくる義家族との濃い生活は
(しかも長男💦)避けては通れない道です。
当人同士が良くても、血の結束の強い中華系大家族とこの狭い島内で常に集う風習の中でいかに楽しく暮らしてゆくか?が重要になります。
この風習を受け入れられない為に、
離婚に至る異文化カップルは多いです。
多分、大丈夫、で始まった異文化結婚生活、
紆余曲折を経て、
結果、わかったこと
それは、
他人を変えるのは無理、
ましてや、アウェイでひとりで
血の結束や文化や風習の枠組みを
変えるのは不可能。。。
だから、
自分を変えるしか無い
自分が世界で一番大切だから、
自分が最も機嫌良く暮らせる様に
自分の考え方や意識を変えました。
宇宙人と暮らしている前提で(←事実!)、
自分の枠組みだけで考えない、
自分の常識はここでは非常識として
日本で培った考えをドンドン変えました。
言葉がわからないのも時には役に立つもので
言葉そのものに囚われなくなりました。
夫の母語(福建語)はわからないので、
自分の意識に入ってこないことは
存在しないことですから、
Conyの名前を連発しているときでも、
(たとえ、Conyの悪口を言ってても)
Conyには無関係!涼しい顔です😊
災いの種を自ら拾わず、
常日頃から人の長所を見る癖を発揮して、
人の嫌な点は、反面教師とし、
至らない点は、魂年齢が若いから仕方ない、
と親の目線で寛容にして気に止めず、
自分が嫌だなと感じたら、
その波長と同じ土俵に乗らないように
気持ちをサッと切替える事も学びました。
わざわざ嫌な気分に染まって
低い波動に自分を落とす必要はありません。
悲劇のヒロインや怒りンボ、グチ三昧で
ふて腐れて不機嫌なままだと、
自分も含めて誰も幸せになりません。
兎に角、自分と向き合い、自分を知って、
自分の機嫌が良くなる調和的な方法を
実践してきました。
夫も出来た人で、余計なことは絶対に
Conyに伝えず、氣を察する仙人の様に
知らんフリと気遣いの采配が上手です。
夫がしっかりしていると
嫁と義家族の関係は
上手くいく確率が上がると思います。
義母15兄弟の長女で義父7人兄弟の長男、
親族も多くて、個性的面々の中で、
ストレスなく楽しく付き合うコツや
大勢の中で調和を保つ振る舞いなど、
Conyの人間的成長を促すために
沢山の貴重な人生勉強を賜っています🙏
住めば都
習うより慣れ
仲良きことは美しきかな
40代中盤頃からこちらの生活の方が
心地よく感じています。
つづく