金曜日のつづきです。
20代当時の私の無自覚の大きなストレスは、
生活の安定のために
退屈になっていた仕事にしがみついて、
退屈で持て余したエネルギーを
どう使っていいのかわからなくて
それが食べ物、特に甘いものに向いた事でした。
自分らしい生き方を放棄していることは
精神的に大きなストレスになります。
それは、「魂のストレス」になります。
魂のストレスを抱えていると
何かで代償して埋め合わせようとします。
代償行為は、
ギャンブル、お酒、買い物、セックス、
仕事、タバコ、自分にとても厳しくするなど
代償行為は多岐に渡ります。
私の場合は、食べる事で解消しようと
自分の肉体(器)の容量を超えて、
あれこれ食べていたので、
身体はとても疲れます。
これは身体のストレスですね。
心身ともにストレスにまみれて、
甘いものやグルメや
正しいと信じていた食事法を実践して、
私の20代の不調を創っていました。
食べ物を変えれば身体が変わるはずと信じて
魚を食べれば良い、
ブロッコリーを食べれば良い、
と部分的にやっていたのですから、
改善も無かったのです。
側からみたら、
外資系に勤めて、
毎月、時には毎週 出張で各都市を周り、
年に数回はプライベートで
海外に飛ぶ時間も経済的な余裕もあり、
仕事のストレスも嫌な上司もいなくて、
凄く恵まれているのに
何が不満なんだかわからない
という状態でした。
心ではわかったいたのに
変なところで頭でっかちに考えすぎて、
世間や常識的な考えを盲信して
経済的安定が一番と思い込んで、
自分らしくないエネルギーの使い方で
毎日を送っていました。
自分の心や感情を省みず、
頭で分析して食べていたので
根本の改善には至らなかったのです。
食べることにエネルギーを向けていたので、
地元は元より世界中の美味しいものを食べて
傍目には楽しく過ごしているように見えましたが
身体は相当しんどかったです。
そして、遂には魂の声を無視して生きてゆくこととができなくなって、冒険の人生に踏み出したのが
31歳の時です。
こうして、
生き方が変わり、
付き合う人が変わり、
更に私の意識もどんどん変わり、
身体の声を聞くという全身的なことが
体感としてわかってきました。
心が満たされると
エネルギーの流れが変わって、
余り食べなくても良いことを
この時に自分の身体から学びました。
自分の欲求をハッキリと自覚できたのは、
そのずっと後の40代になって、
指紋分析や占星術、九星気学を学び、
自分の本質や魂の欲求を知ってからなのですが、
これにより自覚が出来ましたから、
本当に良かったです。
無自覚と自覚の間には
大きな隔たりがありますからね。
身体の声は、
ずっとずっと長い間、
問いかけてくれていたのに、
無自覚無意識が故に無視していたのですから。
今は、意識が目覚める時代です。
今の自分に不調があったり、
バランスが崩れていると感じるなら
それは、食生活のみならず、
包括的に自分の人生を丸ごと見て、
毎日に喜びや情熱や生き甲斐があって、
自分が満たされているかを感じてみましょう。
喜び、情熱、生き甲斐などが無くて、
満たされていない、
何か欠乏感があるなら、
心身のバランスも崩れています。
現代人は多かれ少なかれ
バランスが崩れています。
バランスが取れているのは、
6歳までの幼児くらいでしょうか。
自分の魂の望みは何か？
自分の魂のストレスは何か？
自分の不調は、何を訴えているのか？
自分を満たすためにできることは何か？
自分の心で感じてみましょう。
頭は屁理屈で嘘を付けますが、
感情は嘘を付けません。
沸き起こる感情にこそ
真実が隠されています。
人生は自分を知る旅です。
自分の心を満たす生き方は、
肉体にも自分の現実にも
調和をもたらします。
時間はかかるかもしれないけれど、
自分を満たす生き方は、
自分だけでは無く、
周りにも影響を与えて、
世界を変える一歩になりえるのです。
以前は丸肌だったのですヨ
