あらゆる感情は
自分の分身であり、反射です。
自分の感情は
外の世界の刺激から
反射的に勝手に出てくる反応の様に感じられますが
全ては自分で選択して
自分で創り出しています。
この選択は、
幼い頃から環境や
親の真似をして身についていて
無意識に反応しているため、
自分の意思とは無関係に
勝手に出てくる反応
と思われるかもしれませんが
全ては自らの選択なのです。
この反応は、
思考や視点を
意識して
変えることが可能です。
そして、感情を
一瞬で変えることができます。
過去さえも
一瞬で変えることができます。
否定的な感情は
自己否定や偏狭な視点から生まれ
更なる自己否定を作ります。
肯定的感情は
自己肯定や多様な視点から生まれ
更なる自己肯定を作ります。
自分が発する言葉を
自分の耳で聞くことは
その感情を更に強めます。
だから日々使う言葉は
意識の現れで、
重要な意味があるのです。
全ては、
自分が作り出し
自分で受け取る
ワンマンショーです。
外の世界の出来事に対して、
無意識的にせよ意識的にせよ、
全ての感情は自分が生み出して、
自分が受け取っています。
つまり、色即是空です。
この世にある一切の物は
空(から)で、意味が無く
全てに意味や定義を
与えているのは自分です。
自分が居なければ、
この感情も
全ての物事に対する意義も
生み出されないのです。
海の波の様に
自分が発したものは
全て自分に戻るのです。
外の出来事は、
単にきっかけを与えているに過ず、
現れる感情の根っこは
幼い頃の経験や
気持ちの投影で、
その感情が癒されるまで
何度でも繰り返し現れます。
家族・生まれた地域社会
その時代の常識や文化
教育などが無意識に影響します。
最も大きな影響を与えるのは両親です。
親の在り方や態度・言葉は
非常に大きな力を持って
子供の柔らかな潜在意識に
真っ直ぐに入り込み
一生の影響力を与えます。
よって、1つの出来事に対する
反応は、人によって違います。
どの様に感じるかに
良し悪しはないのです。
すべて感じるままに
受け止めれば良いのです。
誰もが経験によって
あらゆる感情を
学んでいるだけなのですから。
ポジティブが良い、
ネガティブが悪いと判断せずに、
ただ感じるのです。
何故ならその感情の源は
自分なので、
自分を自分でジャッジするのは
一人じゃんけんの様なもので
意味がないのです。
良し悪しで判断すると
いつまでも終わらない
感情の迷路に入り込んでしまいます。
ただ感じて自分と向き合うのです。
その感情を生み出している
源の経験を探り出し、
自分に寄り添って、
充分に気持ちを受け止めます。
例えば、怒りは、
幼少時に両親のどちらかが
いつも怒っていた経験からの模倣や
満たされない思いや
認められない不満など
非力な子供時代の気持ちが
源になっています。
嫉妬は、
自分に対する自分からの
敗北宣言の様なものです。
私には出来ない
私には無理
だからあの人が羨ましい、
と言う自己否定の気持ちが源です。
感情を
ネガティブからポジティブに
無理矢理変えるのではなく、
外の出来事には意味がなく、
意味を与えているのは自分である、
と認識して
意識の焦点を
外から内の
自分自身へ
視点に向ける事です。
気持ちをじっくりと味わい
自分と向き合い、
受け止めて
共感して
認めてあげます。
その後で、
新しい視点・経験によって、
その感情の上書きをします。
幼い頃には見えなかった視点から
新たな解釈・考察を加えます。
多様な経験によって
新しい視点や価値観を養うことは、
より大きな全体像を把握し
中庸な視点を得る
大きな気づきになります。
自分が無意識にしがみついていた
枠組みや制限を取っ払い
大きな視野で見ると
同じ物でも全く違って見えてきます。
その瞬間に過去も現在も
変わります。
これまでの常識と
枠組み・制限の中で
外の出来事に反射的に
反応する生き方を辞めてみます。
無意識に湧き出る感情も
自分の意識と視点で
いくらでも変える事が出来るのです。
これからは意識的に
自己責任で生きる時代になります。
自分の頭で考えて行動し、
自分の人生を
自分の思う通りに
作り出すのです。
自分が発するエネルギーが
自分の世界を作ります。
人は自分と同じエネルギーを
外の世界に引き寄せるからです。
望むものを引き寄せるには
望むものと同じエネルギーになることです。
不調や病気は低い波動です。
嫉妬・不安・恐れ・怒り・批判も
低い波動です。
健康は高い波動です。
喜び・愛・調和・奉仕・感謝も
高い波動です。
不調・病気でも心を変えて
感謝して生活を改めることで
エネルギーが変わり
根本から治癒します。
意識・感情・思考の波動を
喜びや感謝で高くして、
波動の高い人やものに
触れることが治癒に繋がります。
より高い視点で物事を思考し、
意識を高く持ち
コントロールすることが、
結果的に外の世界を
変えることになります。
すべては外側の世界ではなく
自分の内側から始まるのです。
今現在の自分を取り巻く環境は
自分の内側の意識の表れです。
過去や未来に生きるのをやめ
今この瞬間に集中して
自分で自分を喜ばせる生き方にシフトします。
全て外の世界は、
自分の視点と意識と行動で
一瞬で変わります。
この地球も私たちの意識を表す反射区です。
今後の自分の人生を決める
最も重要な要因は、
今をどの様な感情と意識で過ごすか、なのです。
内側が感謝・愛・調和の気持ちで満たされると、同じ波長の世界が外側からやってきます。
批判・不満・憎悪・恐怖・怒りの気持ちで満たされると、同じ波長の世界が外側からやってきます。
選択権は誰にでも平等にあります。
何を選んでも良いのです。
自分が生きたい世界で行きましょう
