おとといから日本は凄い低気圧の発達で名古屋でも大雪ですね。
札幌では今日は学校閉鎖らしいです。この異常気象は、こちらのCNNでもニュースになっています。

母から電話が来たのはおととい。

『明日から日本大荒れで
18日がピークだって。
 18日 飛行機飛ばなかったらどうするの?』

母と18日にバンコクで待ち合わせて
ちょっと早いクリスマスを過ごす予定で2ヶ月前からチケットやホテルを予約していました。

数十年に一度の凄い天気とはつゆも知らない呑気な私
『飛ばなかったらネットで情報出るから大丈夫』と、今思うとトンチンカンな答え。

昨日 警報が出て
事の重大さを知った私。
調べると母が乗る予定の飛行機 17日は名古屋の天候悪化のため欠航。。

夕方 母に電話。

『今日は飛ばなかったみたい。名古屋も酷いみたいね。』

多いに現実味を帯びて来て
私の連絡先やタイの滞在先の確認
飛ばなかった時の連絡の取り方などを話し、後は祈るのみ、と、電話を切りました。

こんな想定外の出来事の時
私は、まず、最悪のシナリオを考えます。

この場合は、母がタイに来れずに私一人でタイで1週間過ごしてから札幌へ行くこと。

そうなった時にどうしたいか考えます。それを楽しめるか、それとも私もキャンセルするか?

いつでも選択権は自分にあります。

お母さんには可哀想だけど、久しぶりに一人でタイでのんびり過ごして友人たちと会うのも良いか
と結論が出ました。

チケットをこの日に設定したのも私ですからこれも意味があったのでしょう。

そうしたらもうこっちのもの。
心配は無くなり
気持ちがスッと落ち着きます。


ハプニングが起こった時は
いつもそうです。

最悪の事態を想定したときに
結果を受け入れられるかどうか
を考えます。
受け入れられない場合は、選択を変えてあらゆる可能性を探ります。

これで腹が座ります。

何が起きても大丈夫の心境になります。

色々な気づきも得られます。

タクシーやバスや電車など
空港に着くためにも
大勢の人のお世話になります。

多くの人の適切な働きで自分の希望が達成されていることを考えると
ふと心から感謝の気持ちが湧いて来て普段スムーズに行くことの方が奇跡なのかもしれないと感じました。

そんな気持ちで昨日の夜はご先祖様にも感謝して、母と楽しくタイのスパでのんびり過ごしている映像を頭に浮かべながら寝ました。

今朝、お陰で様で母は千歳から名古屋に向かって飛び立った様です。
今頃は名古屋からバンコクに飛び立つ時間です。

私もこれから空港へ向かいます。
この気持ちを忘れずにバンコクでも母とケンカせずに過ごさなくちゃ。