昨日は私の誕生日でした。



40歳をすぎると明らかに身体の変化に気づきます。



20代・30代とは明らかに違う老化現象がでるのがこの年代。



私はけっこう元気なほうですが、無理は禁物。



衰えていくものを上向きにするのは難しいけれど
その曲線をできるだけ緩やかに。。。と心がけています。



今のところ、まだ老眼もきてないし、
日々楽しみながらメンテナンスに励みたいです。




で、今日は養生法について。



人の体は女性は7年おきに、男性は8年おきに変わる、
と、東洋医学では言われています。


(男性は女性よりも未熟なので1年多く時間がかかるようです)



なるほど、考えてみればその通り。



女性の場合でみると、
オギャーと生まれて7年で乳幼児から子供の体に変わり、
食事内容も大きく変わります。



14歳前後でホルモンが活発になり、初潮がはじまり
体つきが大きく変わっていきます。



21歳で体は完成し28歳前後まで生殖器の活動はピークになります。



35歳前後から生殖能力の衰えが始まり
42歳で体が変わり、白髪などが出始めます。



49歳前後で閉経を迎え壮年期の仲間入り。



70歳は老年期の仲間入り。




こう見ると、身体はどんどん変わるので、
1つの食事法や養生法が全ての年代に合うわけではなく、
年代にあった養生法がある、と考えるのが自然ですね。



自分自身を振り返っても、まさにそれぞれの年代で
食べ方や食べ物の好みがありました。



私の場合だと、20歳前後までは必ず朝ご飯を食べる。


遅刻しても食べる。


そしてパンではなく必ずご飯と味噌汁が定番の朝ごはん。


たまに母が寝坊してパンになると怒ったものでした。


ご飯じゃないと力がでない、頭が働かないんです。


子供ながらに自然にわかっていたんですね、
子供の脳と体にはご飯の糖質が必要だ、ということを。



子供時代、好きなものは断然肉類でした。


成長期の体がたんぱく質を要求していたのでしょうね。


ご飯と味噌汁とお肉は私の食事に欠かせないものでした。



17歳頃になると、食べても食べてもお腹がすいて
1日5食たべたものです。


それでも体重は増えないのですからすごい勢いで
体がエネルギーを使っていたのですね。



10代は身体を作る大事なとき。


全ての栄養が必要なときです。


この年代はダイエットや偏った食事法をしないで
ご飯から身体の基礎・健康の基礎を作る大事なときです。



食生活が大きく変わったのは20歳以降。


ご飯もそれほど食べなくなり
朝は食べなくても平気になり、
パンやパスタなど西洋料理を楽しんだのが20代でした。



ご飯の量が減るに従って甘いお菓子の量が増えていきました。



身体は本当に正直ですね、
ご飯から取っていた糖分が減ったので
代わりに砂糖を食べるように仕向けていたのです。



グルメを気取って色々なレストランを食べ歩き
外国でチョコレートを買いあさり、
まさに砂糖漬けの20代でした。


動物性たんぱく質の摂取が多かったので
当然生理も1週間びっちりで、経血量も多かったですね。


重い生理痛などは無かったですが、2日目3日目は
腰が重かったりしたものです。



私の場合は35歳前後で動物性脂肪や肉の脂身を
これまでと同じようにたくさん食べることができなくなりました。


老化現象の第一歩ですね。


お菓子やスナック菓子が
身体に合わなくなったのがこのころから。



30代は日本を出て2年おきに国をまたぐ引越しを繰り返して
色々な気候の国に住みましたが、
どこでも心身ともに健康で過ごせたのは、
その国の旬の農作物を食べてきたためです。



自分が住む土地のものを食べるのが
その土地で健康に暮らすコツであることを
身をもって学びました。



続く。