母や亡き父を見て思うのは、
薬や病院は病気の根本的な治癒にはならない、ということ。



今回、母の膝の痛みで病院へ行って
母は検査のために3回も短期間にレントゲン2回とMRIを取って
それが終わるたびに母はめまいがして動けない状態になりました。



このような検査は時に必要なことであれ、
身体にとても大きな負担をかけるものだと実感しました。


検査するほうは決してそんなことはない、と言うのだけど。



また、母は小さい時に耳鼻科で
耳に入れられたガーゼがずっと放置されたままで
それが原因で40代頃からめまいがするようになりました。



それ以来、めまいの薬をずっと飲んでいましたが、
それでめまいが根本的に治ったわけでありません。



今回のように心身にストレスがかかるとめまいに襲われます。



薬は病気を治さないことが心からわかった時点で
めまいの薬は飲まなくなりました。



薬をやめてめまいが頻繁におこるわけではないので
飲まないほうが身体には絶対に良いです。



父は日頃の生活習慣がたたって、脳梗塞から入院、
そして14年間一度も退院することなくベットの上で人生を過ごしました。



そんな経験から私自身は、病院に行ってお薬を飲む前に
日頃の生活習慣、特に食事・睡眠・感情・リラックス法で
自分自身が持つ免疫力を高めることで病気を未然に防ぐことに
関心をもつようになりました。



確かに医療は進んでいて、昔なら死の病だった結核などは
治癒が可能になったし、早期発見によって死や重症な後遺症を
回避できるようになりました。


老人の膝の痛みには人口関節を入れて
痛むことなく歩けるようになるのも技術の進歩です。



でも、がんは昔にくらべて爆発的に増加して
今は3人に1人ががんと言われています。



それは環境の汚染・食の汚染と乱れ・ストレス・薬の乱用などの
要因が複雑に絡んだ結果です。



健康番組などでは、早めに病院に行くことが大切、
ということをあの手この手で全面的に言うのだけど、
もう一歩踏み込んで、どんな生活習慣をしていて
その人は病気になったのか、
そしてどうすれば未然にその病気を防ぐことができるのか、
についてはあまり紹介されていないんですね。


ここにもある意図がはっきりと見て取れますね。



薬や病院にかかることは、痛みや不快症状を一時的に抑制するだけで、
決して根本的にその痛みや不快感を治癒するものではありません。



病の原因を自分で知って、
改善するように自分の生活習慣を変えない限り
本当の治癒はないのです。



また病院に行って病名がつくことで
それまでは何ともなかった人が
本当の患者になってしまうこともあります。



今回の母のように、腰のレントゲンの検査の結果、
先生からの「非常に悪いですね。」という一言で
その夜から母はめまいと
これまでに感じたことのない酷い脚の痛みに襲われました。


まさに「病は気から」です。



その証拠に、検査の結果、
腰は全く正常で膝の汚れが痛みの原因の可能性が高い、
と言われて以降、めまいはおこらず、
脚の痛みも薄らいできているのですから。



病院の先生は1日に何十人の患者を診て、
1回の診察時間はせいぜい10分程度です。



「非常に悪い」と診断した先生が、同じ患者に向かって2日後に
「全く問題ありません」と言う環境が今の医療です。



先生は忙しすぎて前回何を言ったかも覚えていない。



自分の体とのつきあいは自分の年齢分だけの年月があるけれど、
病院の先生とのつきあいは診察時間のほんの数分だけ。



これから世界中で色々なことが起こるけれど
外の世界に振り回されることなく、
自分の健康を守るのは自分自身という意識がとても大切になると思います。



意識、つまり思考の問題です。



積極的に心身のリラックスを実践して
自分にとって心地良い食事・眠りをとって
自分が自分の健康を守るという積極的な姿勢です。



次回、セルフヒーリングアップします。