「赤ちゃんポスト」⎯⎯この言い方も、何とかならんものかと思いますが⎯⎯端的に「それで救える命がある」のなら、まずは良いことだろう、何をするでもない人が傍から批判だけするような話ではないだろう、と私は考えています。

 

 

「まだ」というか「ようやく」というか、国内3例目だそうです。

 

 

●泉佐野市!

 

 親が育てられない乳児を匿名で受け入れる「赤ちゃんポスト」について、大阪府泉佐野市は29日、市内にある医療機関での設置を目指すことを明らかにした。妊婦が病院のみに身元を明かす「内密出産」も受け入れるという。2026年度中の運用開始を予定しており、実現すれば国内で3例目となる。

 

 千代松大耕市長は29日の記者会見で、全国で育児放棄とみられる赤ちゃんの遺体が見つかる事案を挙げ、「生まれてきた大切な命を守る取り組みこそ、行政主導でやっていかなければいけない」と述べた。

 

 市は、受け入れる赤ちゃんや母子について市民に限定しない方針。今後、産婦人科のある医療機関に対し、赤ちゃんポスト設置を打診していく。運用にかかる費用は市がほぼ負担するという。ふるさと納税制度での寄付金などを活用する方針だ。

 

 開設に向けた組織整備や調査などにかかる経費約800万円を25年度の補正予算案に計上し、6月定例市議会に提案する。可決されれば、赤ちゃんポストを先行して設置している慈恵病院(熊本市)や賛育会病院(東京都墨田区)を今秋に視察する。

 

 

 

それで救われる命があるとして、

 

その子は幸せなのか、と問いたくなる気持ちは分からないでもない。

 

けれど、

 

その人に関わりを持たない他人が、

 

その人の幸せを云々するのもオカシナ話だ。

 

まして、

 

自分基準で「かわいそう」と決めつけるなどは傲慢というもの。

 

まずは生きなければ、

 

生かされなければ、

 

幸せも不幸せも無いのだから。

 

 

●失われる命が多過ぎる

 

薄っすらとした関係でしかありませんが、

 

中絶件数は、今もって、1年で10万を超えています。

 

 

 

母体保護関係

 

 

 

胎児、新生児の命は、

 

明らかに軽んじられています。

 

 

●「望まない妊娠」の身勝手

 

ちょっと前にTVドラマになったようですが(実は知りませんでした)、

 

最近になって、

 

レンタル屋さんで目が合ったので、うっかり読んでしまいました。

 

 

 

「わたし 妊娠したかもしれない」 女子高生の福(さち)には、幼なじみの恋人・宝がいた。 ある日、体調に異変を感じた福は、妊娠検査薬を購入する。 家から離れた、遠い町のファミレスで検査薬を使用した福の目に飛び込んできたのは、“陽性”を表す2本の線だった――。 「女子高生の妊娠」というテーマを真正面から描く、新たな少女漫画、待望の第1巻発売!

 

 

 

一番の避妊は「しないこと」だろう、とは思いますが、

 

ともあれ、

 

高校生が妊娠した時に起こり得るあれやこれやについて、

 

いたって真面目に向き合った、

 

良い作品でした。

 

 

●「最初の祝福」に

 

手をかけなければ直ぐに失われてしまう命。

 

責任を持て、と言う人は多いけれど、

 

大多数の人は、そう言うだろうけど、

 

(私だって、ひとまず、そう言う)

 

どうしても持てない時は、託したって良い。

 

そう思います。

 

 

 

 

 

 

 

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これまた、薄っすらとした関係ですが。

 

 

 

特別養子縁組制度リーフレット(A3サイズ)(PDF/2,761KB)

 

 

 

 

随分前に読みました。

 

映画にも、ドラマにもなりました。

 

 

インテリア会社に就職した川奈つぐみ(26歳)は建築会社との飲み会で、高校の時の同級生であり初恋の人・鮎川 樹と再会する。樹にトキメキを覚えるつぐみだったが、彼は車いすに乗る障害者になっていた。「樹との恋愛は無理」。最初はそう思うつぐみだったが……。