唐突ながら、こちら、厚生労働省が公開している資料です。

 

 

資料1-3 新型コロナワクチン接種後の死亡として報告された事例の概要

 

 

 

国内でワクチン接種後死亡した事例が6件。ただし、その全てが「情報不足等によりワクチンと症状名との因果関係が評価できないもの」なんだそうです。

 

ま、純粋科学的には(!)、そうなるのでしょう。

 

 

でも、だったら、それと同様純粋科学的に(!)、巷間広く行われているPCR検査での陽性反応と重症あるいは死亡との間で因果関係を評価できるものは、一体どれくらいの数になるのでしょうか。

 

 

あ、ちなみにワタクシ自身は、新型コロナワクチンに関して「新型」で「未知」なものだけに、そんなものをわざわざ体内に入れるのは素朴に怖いなあ、くらいに思っております。

 

思っておりますが、だからと言って、ワクチン接種を希望する人に対して、メチャメチャ危険とか、絶対打ったらダメとか、余計なお世話はいたしません。

 

あくまでも、コロナ感染による発症や死亡の不安と、ワクチン接種による副反応や死亡の確率と、どっちを選ぶかっていう判断、選択の問題でして、人それぞれで良いという考えです。

 

いわゆる副反応それ自体は、どんなワクチンであれ付きものですし。

 

 

ワクチン接種後に生じる様々な事象について

 

 

 

というか、コロナに対する不安(もしくは大したことないと考えること)であれ、ワクチンに関する危惧(あるいは一応それなりに安全だと信じること)であれ・・・

 

ソレはソレ、人は人でしょ。

 

・・・と、むしろ声を大にして言いたいです。

 

 

主に、コロナは風邪あるいは詐欺、とする人達(ワタクシもそれに近い立ち位置なんですが)に、とにかくワクチン怖い、危険、打ったらダメ、陰謀だ、と言う人がけっこういて、それもちょっとどうかなあ、と思う今日このごろです。

 

海外では、既に1000人単位の死亡報告もあったりして、その意味では確かに怖いというのも解ります。

 

 

 

 

けれども、接種人数という母数も国内とは比較にならないほど多いわけで。

 

というか、コロナウイルスの危険度自体が海外と日本とでは違うわけで。

 

 

そこら辺、ワクチンの副反応やその怖さだけを強調し過ぎると、コロナウイルスへの不安を煽ってきた人達と何ら変わるところがないし、それはそれで非科学的態度だということになりかねない。

 

ような気もします。

 

 

何より、う〜ん・・・

 

恐怖感を糺すために別の恐怖を用いる手法というのは、それはそれで誰も幸せにしないんじゃないかな?

 

・・・というような。

 

身も蓋もない言い方になってしまうのだけれども、本当のところ、ウイルスのこともワクチン(免疫)のことも、専門家だってその全てを分かっているわけではないようですし。

 

 

したら・・・

 

分からないことは気にせず暮らしを保守するか、

 

分からないからと気に病んで新しい日常生活に染まるか、

 

・・・と、そういうね、人生観、人生哲学的な話にもなるわけでして。

 

 

既に何度も言っておりますが、大事なことなんで繰り返しちゃいます。

 

我が国において新型コロナウイルス感染症は、季節性インフルエンザ未満の「質の悪い風邪」くらいのもの。

 

なので、その程度に怖れて、手洗ってうがいして、窓開けて換気して、(自身ハイリスクだとか、もしくはハイリスクの人と接することが多いとか)必要に応じてワクチン打って、それで良いでしょう、と思ってます。

 

 

ところが、世の中には、一所懸命不幸の種を探してきては、せっせとそれに水を注いで育てることが大好きな人もいまして。

 

あるいはそれを政府攻撃の材料にし、あるいはそれを商売に結びつけ、そうして自分だけは甘い蜜を吸い続けようとする輩がいて困ってしまうのだけれども。

 

 

そんなこんなで、愛知県も「まん防」指定となりました。

 

 

正直・・・

 

またかよ。

 

・・・です。

 

 

でも適用地域は名古屋市だけだし、(豊橋から見て)音羽の山の向こうの話だから別にいっか、なんてタカを括ってたりもしたんですが(超ローカルな個人的主張でスミマセン)。

 

 

 

どうやら「新型コロナウイルス特別措置法」が定めるところの「蔓延防止等重点措置」適用地域は名古屋市だけなんだけれども、愛知県として、ついでとばかりに、その他県下全域においても「蔓延防止等ちょっぴり措置」を加えているようでして。

 

「県民・事業者の皆様へ」こんな「メッセージ」が。

 

 

https://www.pref.aichi.jp/uploaded/life/341070_1378048_misc.pdf

 

 

で「何これ、アジびら?」みたいなチラシ・ポスター用pdf資料。

 

 

 

 

https://www.pref.aichi.jp/uploaded/life/341070_1378049_misc.pdf

 

 

正直、大した効果もないのに・・・

 

良く飽きないなあ。凝りないなあ。

 

・・・です。

 

 

さすがにマスクはね、見た目分かりやすいし、外そうと思えば勇気も要るしで、皆さん惰性で着けてます。

 

けど、ぶっちゃけ、その他諸々の「要請」に関しては、最早ほとんどの人にとって届かない刺さらない、よくある掲示もしくは場内放送のようなものでしかない、という気がしますね。

 

はっきりと理論的に「分かった」でなくとも、うっすら漠然と「だって、人がそんなに死んでないじゃん」くらいのことは感じちゃってるんじゃないでしょうか。

 

もう、残っているのは、上述のとおり、政治上、経済上、「コロナ怖い」が続いた方が都合の良い人達だけでしょう。

 

あと、どうにもこうにも自説に拘って意見を変えられない人とか。

 

ステイホーム政策(ロックダウンとか時短営業とか)は間違いで、それによってコロナでの死亡率が低下するかどうかは説明できないよ、という趣旨の論文も出てたりするんですけどね。

 

 

 

 

そんなわけで結論・・・

 

何が「不要不急」かは自分で決めさせて。

 

高齢者・基礎疾患のある方への配慮はしますよ。けど・・・

 

「マスク会食」なんてしてられっか。

 

てか、ストレスフリー、免疫力アップのためにも・・・

 

マスクを外そう!

 

 

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また、こげな本を買ってしもうた。

 

⚫京大 おどろきのウイルス学講義

 

 

 新型コロナウイルスの「次」に来る、動物由来のウイルスは何? 本書では批判を恐れない提言で注目されるウイルス学者が、ペットのイヌやネコが媒介するウイルス、計50頭のニホンザルが血を流してばたばた死んだ原因となったサルレトロウイルス4型など、変異すれば人間社会を脅かす可能性があるウイルスを紹介します。

 しかし実は、病原性のウイルスは全体のごく一部。病気を起こすどころか、1億年以上前に哺乳類の進化を促したウイルスもあります。すなわち、宿主のDNAを書き換える力を持ち、哺乳類の胎盤の形成に関与したといわれているレトロウイルスです。本書ではレトロウイルスの驚くべき力についても解説します。

 さらに、「そもそもウイルスとは何か?」、「新型コロナウイルスのワクチン」などのテーマも解説。「多次元」のウイルス学を提唱している著者が京都大学で行なっている、1回生(全学部)向けや医学部2回生向けの授業などの内容を収録した、著者初の単著です。高校生でも十分理解できるよう、わかりやすい解説を目指しました。

 

 

京都大学ウイルス再生医科学研究所准教授、宮沢孝幸さんが書いたもの。

 

端的に言って「新型コロナウイルス」だけを特別扱いすることがどれほど馬鹿げているか、政府内やマスメディアで「専門家」と称する人達の視野が如何に狭いものであるか、と、そんなことをしみじみ思ってしまう内容です。

 

第1章 「次」に来る可能性がある、動物界のウイルス
第2章 人はウイルスとともに暮らしている
第3章 そもそも「ウイルス」とは何?
第4章 ウイルスとワクチン
第5章 生物の遺伝子を書き換えてしまう「レトロウイルス」
第6章 ヒトの胎盤はレトロウイルスによって生まれた
第7章 生物の進化に貢献してきたレトロウイルス

 

という章立てですが、以下、ちょっぴり(?)引用。

 

 

 獣医の私たちが、医学のウイルス学の教科書を見ると、「えーっ、人間に感染するウイルスって、こんなに少ないの?」という思いがします。お医者さんが勉強するウイルスの数は、獣医が勉強するウイルスに比べるとはるかに少ないのです。それは考えてみれば当たり前の話で、動物の種ごとにウイルスがありますから、トータルすると非常に多くの動物のウイルスがあります。

 

 一般的には「ウイルスに感染すると抗体ができる」「PCR検査をすれば、感染しているかどうかがわかる」と思われていますが、感染しても抗体がほとんどできないウイルスもありますし、PCR検査で陰性が出ても体の中に潜んでいるウイルスもあります。抗体検査も、PCR検査も絶対的なものではないのです。

 

 海水を採取して調べてみると、大量のウイルス(深海では1mlに100万個、沿岸の海水では1億個)が見つかっています。それらのほとんどは、未同定のウイルスです。どんなウイルスか、どんな働きをしているのか、まったくわからないウイルスばかりです。

 

 2019年に発生した新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の原因ウイルスの専門的なウイルス名は、SARS-CoV-2です。2002〜03年に流行したSARSコロナウイルス(severe acute respiratory syndrome coronavirus)の亜種です。正式な日本語の名前は確定していませんが、「重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2型」ということになります。

 SARS-CoV-2の位置づけは、「コロナウイルス科」の「オルソコロナウイルス亜科」の「ベータコロナウイルス属」です。

 

 動物のコロナウイルスがヒトに感染するようになったことは過去に7回あり、SARS-CoV-2は8回目です。滅多にない特別なことが起こったのではなく、これまで何度も見られた現象に新しいものが1つ加わったということです。

 

 今回のSARS-CoV-2は、2002〜03年のSARSウイルスのRNAの配列と酷似しています。いくつかの遺伝子に違いがあるだけですから、ほぼ同一のウイルスと考えても良いでしょう。言い方を変えれば、SARSコロナウイルスのごく近い親戚ウイルスであり、SARSコロナウイルスの亜型、亜種のようなものです。ウイルス学的に見れば、目新しいウイルスではありません。

 ウイルス学を専門としない学者の中には「未知のウイルス」と言っている人もいますが、ウイルス学的に言えば、既知のウイルスです。既知すぎるくらい既知です。

 

「これからは新しい生活様式」などと言われていますが、SARS-CoV-2の誕生によって、人類がこれまでとはまったく違った新しい生活様式を強いられるわけではありません。229Eとは少なくとも52年共存しています。

 人類はずっと「ウィズコロナ」をやってきました。13世紀にコロナウイルスNL63が誕生していますから、800年間も「ウィズコロナ」が続いているのかもしれません。これまでずっとやってきた「ウィズコロナ」を続けていくだけです。

 

 

最後に「あとがき」から。

 

 現在、新型コロナウイルスを巡って世論が割れています。割れているだけならまだしも、意見が異なる者同士がお互いいがみ合っているところもあります。私はそのことをとても悲しく思います。この時期に、この本を出版することで、ウイルスの真の姿を皆様に知って頂き、新型コロナウイルスの存在もあるがままに見つめ、冷静に対処してくれることを望んでいます。

 

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既にお腹いっぱいかも、ですが、お時間(と体力)のある方は、こちらもどうぞ。