RZ250R(1AR)レストアの軌跡〜その⑧
昨年12月から始めた
29L乗りならわかる
先ずは大方修正しておきます。
RZ250R(1AR)のレストアの軌跡
始業前の2〜3時間の
寒い真冬の屋外作業は毎日続きました。
今回のエンジンは
カリカリでは無く
先ずはファインチューンで行きます。
街乗り重視のセッティング<チト後悔…
まずは排気ポートのオフセット修正
ガスケットと比較してみるとわかると思いますが
ここはかなりロスが出る部分です。
次は掃気
本当はもっとペラペラにしてイイのですが
掃気ポートのタイミングは触らないので
これよりやや絞った程度に…
吸気ポートのはリブ翼面加工+タイミング変更
実際の仕上がり形状は
これよりかなりタイトです。
しかし、横方向拡大をしなかったのが
大失敗…バンシーリードを入れる際
またバラさないといけません
YPVSを仮組みして段付き修正します
仕上がりは継ぎ目がわからないくらいに！
レスポンス重視なので
吸気以外のポート拡大は最小限にしています。
ポート研磨は確か1週間くらいかかったかなぁ〜2ストの場合、研磨した後
排気以外は一発ブラスト入れると
イイのですが今回はペーパー攫いで我慢。
ツルツルは4ストのみだと思っています。
分離給油だし。
状態良かったので
ピストンは再利用。
重量合わせと、吸気側スカート加工
昔はスカートはギリギリでま切ってましたね。
合わせてキャブO/Hを…
汚かったエンジン外装も化粧直し
画像ではブロンズっぽく見えますが
29L(29Kも)の場合、吸気側スカートに
変な当たり出るのが多いです。
特にチャンバー装着した車輌。
ココは勇気有る加工か
思い切って#800位のペーパーで
攫っておきます。
※勇気ある加工はあえて伏します…
アチャ〜…これは
絶対やってはいけない例。
キャブに液体パッキンは禁物。
使うとすればウルトラブルーくらいに！
ブラスト有れば、シューっといって
ワイヤーでシコればイッキですが
シコシコ手磨き(^^;;
今もピカピカですが(^^)
各通路確認して油面調整して
出来上がり〜
キャブに関してはVM26に拘ってます。
PJもそのまま(セッティングは変更)
色々試して結局オールラウンダーです。
一部拡大加工しています。
サーキットだった
迷いなくTMX30ですかね〜
ただし吸気側拡大加工が
ギリギリまでしないと発揮出来ないでしょう。
これは外装では無い…
実際はチタンっぽい色です。
水冷ですから、エンジンも
普通に2液ウレタンで吹いてます。
合わせて腰下の加工、ミッションO/Hも完了〜
写真を間違えて消してしまった…
ケース容量は絞りました。
やっとエンジン組めます。
まだまだ先は長いけど
楽しい日々は続きます(^^)