きのう７月１４日の朝、日本時間０７：１１、元アメリカ大統領ドナルド・トランプの暗殺未遂事件が起きた。ペンシルベニア州バトラーで演説中に狙撃されたが、幸いにも右耳付近を負傷しただけで未遂に終わった。こういう大事件はホロスコープに表示されているに違いないと思い、プログレス・チャートとＤＣチャートを抽出してみた。
ドナルド・トランプ １９４６年６月１４日、１０：５４、ニューヨーク州ジャマイカ生まれ
事件発生 ２０２４年７月１３日、１８：１１、ペンシルベニア州バトラー
【プログレスチャート】
【ＤＣチャート】
プログレスチャートでＭＣ付近に土星と冥王星がカルミネートしている星相が、いかにも今回の暗殺未遂事件を想起させる。土星か冥王星のどちらかがＭＣと正確に重なっていたり、土星／冥王星＝ＭＣ(誤差１度２０分)の誤差が０度１０分未満だったら暗殺されていたかもしれない・・・。更に、隠れた敵や犯罪を示す１２室のカスプに隠密行動の星・海王星が正確に重なり、暴力の星・火星が入室しているのも暗殺行為を象徴的に示している。ただし、木星／月＝ＡＳＣ(誤差０度２０分の合)という星相が未遂という幸運を暗示しているように見える。
また、プログレスチャートで誤差０度１０分未満のハーフサムは以下の９個だが、そのうち４個が今回の事件を暗示しているように思える(太字)
ＡＳＣ／ＭＣ＝土星（０度０６分）
天王星／ＭＣ＝火星（０度０６分）
冥王星／ＡＳＣ＝天王星（０度０１分）
冥王星／ＡＳＣ＝ＭＣ（０度０５分）
火星／土星＝金星（０度０８分）
太陽／ＭＣ＝海王星（０度０７分）
水星／海王星＝ＡＳＣ（０度０３分）
木星／ＭＣ＝ＡＳＣ（０度０８分）・・・暗殺未遂という幸運
火星／ＭＣ＝木星（０度０５分） ・・・ 〃
次に、事件発生時の現地トランジットチャートとトランプの出生チャートを合成したＤＣチャートを見ると、「死のハウス」第８室のカスプに大凶星の土星が正確に重なり、それが月と正確にオポジションを形成しているので、死亡していても不思議はなかった。しかし、ＡＳＣルーラーの吉星・金星とＭＣが重なり、大吉星の木星も第１０室にカルミネートしているところがトランプの強運を示し、暗殺を回避できた所以かもしれない。
この暗殺未遂事件、１１月の大統領選挙を有利に戦うためのトランプ側の自作自演、ヤラセではないかという説もあるが、上述のように占星分析では、それはないとみる。