別に宗教はありませんが、心の荷物を少しでも下ろして癒されたい時にお寺を訪れます。 普通は、町の近くの小さなお寺に行ってきたりするんですが、昨日は宗廟の近くに約束もあってソウルのお寺、曹渓寺へ行きました。

 



ソウル市鍾路区の都心に位置する曹渓寺は、韓国仏教の代表的な宗派である曹渓宗総本山で有名なソウル寺院です。 すぐ向かい側が仁寺洞なので、一緒に旅行するのに良い場所です。

ソウル寺院 曹渓寺
住所: ソウル鍾路区ウジョングク路55
連絡先: 02-768-8600

 

 

 


大韓民国に登録されている寺院数は約1,300カ所ありますが、そのうちソウルの中心に位置する寺院と言えば曹渓寺と奉恩寺が有名です。 大韓民国のお寺は山の中にあるのでアクセスが悪いですが、ここはいつでも訪れることができるというメリットがあります。

曹渓寺は仏教徒以外にも外国人も多く訪れます。 テンプルステイを目的に訪れた外国人から観光に来た外国人まで、実際に私が訪れた日にも外国人がよく目につきました。



仏の世界に入る一柱門。 ここを通過すると、俗界から真界に入ることになります。



もう少し中に入ると、天然記念物9号の白松とソンビ(ソンビ)と呼ばれるエンジュに出会うことができます。二つの木の年齢を合わせるとなんと950歳(白松500年、エンジュ450年)だそうです。



お寺内の風景は、普通のお寺とは全く違う感じです。 市内にお寺がある日本と似ています。 でも、もうちょっと静かな感じですよね。

高層ビルと優雅な曲線の入母屋造りが調和し、異色の風景。



白松の周辺に華やかな姿を誇っている提灯。提灯の中に何があるのかみたら、明るく笑っていらっしゃる天真仏がいらっしゃいますね。 胸が岩を重たい岩を鳴らしたように息苦しかったのですが、無邪気な表情を見ると何か心がとろけるようでした。 毎日あんな表情で暮らしたらどんなにいいでしょうか?



多くの仏教徒が塔の石をしていた八角10階建ての仏陀真身舎利塔です。 ここには1913年に朝鮮を訪れ、仏教界に寄贈した仏陀真身舎利1体が封印されているそうです。

仏教信者ではないが、あそこは必ず回らなければならないという何か惹かれるのが私も真似しましたね。



釈迦牟尼仏を祀る大雄殿。 雄大でありながら言葉では表現できない何かの気運が感じられた場所です。 内部には釈迦牟尼仏と左右に薬師如来仏と西方阿弥陀仏が祀られています。 残念ですが、内部は写残撮影禁止なので、慈しみ深い仏様の表情は直接行って見なければならないと思います。

ちなみに、大雄殿の建物は韓国の平屋建てでは最大規模を誇ります。

滑稽な表情の石像。 景福宮の前に位置するヘチに似ていますね。



久しぶりに訪れたソウルの寺院、曹渓寺。 特に何もせずに一周見て回っただけなのに、心がきれいなのが世俗の汚れた垢がきれいに洗い流された気分です。

もし、韓国旅行で仁寺洞を訪れる予定があれば、曹渓寺は一度行ってみてください。 旅行で疲れた体と心を癒してくれると思います。