3848号「天命をつかみ、本来の実力を開花させ、人生をばく進せよ!」
砂辺光次郎
講義録3848号
(2015/1/18)
ご訪問、心より感謝申し上げます。
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天命は、私たちが生まれる前に、自分自身で決めていた人生の目標です。
この天命は、ほとんどの場合、私たちの想定の、百倍ぐらいの規模はあります。
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天命は、たとえば、瞑想によってつかむことができます。
天命の条件は、たとえば、「したくて、したくて仕方がないこと」、「休みの時間でもしたいこと」です。
また、「自分も幸せになると同時に、他の人々も幸せになる道」です。
「社会の発展に寄与する道」です。
天命は、他人にはなかなかわからないものです。
自分でつかむのが、原則です。
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なお、後天的に、勉強によって悟りが高まり、もともとの天命が変わっていく場合もあります。
それでも、「現時点での天命」をつかんで、その方向に突っ走っていくことがいいでしょう。
その行動によって、また、悟りが深まり、新しい段階にステージ・アップすることがあるのです。
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天命がわからなくなっている人も、たくさんいます。
理由は、親などの圧力、受験勉強、家のローンなどで、押しつぶされているからです。
天命をつかもうとするならば、それらの圧力を無視して、自由に瞑想することです。
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天命をつかんで生きた人間は、輝きを放っています。
たとえば、吉田松陰。
吉田松陰は、「今の男は、腰抜けである。」、「ゼニ・カネのために、志を失っておるのか。」と、ずばり、大上段から、切り下ろしてきます。
勝海舟も、「刺し違える覚悟を持て。」と、どすん、と言い放ちます。
こうした人々の迫力は、天命をつかんだ人間であるがゆえに、噴出する迫力なのです。
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世界中の成功理論で、言っていることは、「無意識のチカラを使え」、ということです。これによって、十倍、百倍のパワーが出るのです。
無意識を動かすためには、天命をつかむことです。
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天命を瞑想によって、つかむときは、「自分の今の実力、学歴、カネの有無、人脈、経験」などを、「一切無視する」ことです。
そして、ある目的を描けたとき、ウキウキ・ワクワクして、「私は、オレは、これをしたかったんだ!」と、涙が出るほどうれしくなってきたり、体がぶるっと震えるような喜びを感じたら、それが天命なのです。
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天命をつかんだ人は、喜びに満ち、疲れることなく、仕事をすることでしょう。
例をあげると、ピカソ、マザーテレサ、カーネギー、ロックフェラー、
ショパン、アインシュタイン、エジソン、スェーデンボルグ、
レンブランド、バッハ、ヘーゲル、シュバイツアー、
鑑真、本田宗一郎、坂本龍馬、紀伊国屋文左衛門、福沢諭吉・・・などなどです。
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天命をつかむのに、年齢は、関係ありません。天命をつかんだときに、人は、新たに生まれ変わります。新たな、人生が、始まります。
私たちも、時間をとって、瞑想し、ぜひ、己れの天命を、つかもうではありませんか。