3843号「精神的に強くなりたい!どうしたらいいか(まず、敵を知ること)」
砂辺光次郎
講義録3843号
(2015/1/13)
ご訪問、心より感謝申し上げます。
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(前半は、導入部分ですので、読み飛ばしてけっこうです。)
昔から、悪魔とか、鬼とか、デーモンと言われている存在があります。
キリスト教でも、ルシファーと呼ばれる悪魔がいます。
これらは、すべて、同じ種類の霊的存在だと考えられます。
こうした悪魔的な霊は、昔から、団体や組織の指導者に入り込んで、人々を悪の道へ引き込もうとしています。
欲望だけで突っ走っている人や、
闘争と対立と欲望の世界にいる人には、悪魔は入りやすいのです。
逆に、悪魔が嫌うのは、愛と光です。
反省や謙虚さなども、悪魔は嫌って逃げます。
反省して涙を流したり、与える愛を心がけて、光と幸福に満ちている人は、
まぶしくて、悪魔は逃げていきます。
いつも争いが絶えないところとか、
怒ってばかりいる人、
破壊的な人、
そういう人には、悪魔が入り込み、ますます暴れるようになります。
国家指導者に入って、何百万人も苦しめたり、殺したりすることもします。
マスコミや、政治家の中にも入り、
自分の利益のために、世の中をダメにすることをどんどん進めたりすることもあります。
教育界に入り、マイナスの考えや、闘争と対立の考え方で、子供たちの心を荒々しくさせている悪魔もいます。
悪魔が入り込む入り口は、
「自我・我欲」です。
他人を踏みつけても、自分の欲望を達成しようという、心です。
欲望が、無軌道に走っているところに、悪魔がすっと入り込んできます。
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(ここまでが、導入部分です。)
(以下、本論ですので、導入部分を飛ばして、ここから読んでもかまいません。)
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「私は、精神的に弱い。どうしたらいいか」と思っている人のうち、多くの人は、
攻撃してくる相手に、精神的に参ってしまう、
ということがあるようです。
「僕は、気が弱い」、と思っている人の多くは、
対人関係で、怖がったり、気負けしてしまう、ということがあるようです。
つまり、人に弱い、ということが言えます。
こういう場合、たいていの原因は、幼少期に、人に攻撃されて、心に傷を負っているのだと思います。
それが、トラウマとなって、他人の攻撃が怖くなっている、のだと思います。
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ここで、大事なことは、「敵を知る」ということです。
相手は、なぜ強く、自分はなぜ、負けてしまうのか、
相手の正体は何か、ということを知ることです。
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以下、ずばり、言います。
私たちを、激しく攻撃している人というのは、
闘争と対立に生きている人、なのです。
愛の人、心豊かな人が、あなたを攻撃したりは、しないと思います。
私たちは、阿修羅界の人から、攻撃されているのです。
阿修羅界とは、闘争と対立で生きている地獄界です。
話を単純にしますが、
闘争と対立の世界の人には、たいてい、悪霊、悪魔が入っています。
大小の違いはありますが、悪魔が入って、闘争と対立を引き起こしているのです。
だから、破壊的であり、目を三角形にして、吊り上げているのです。
また、本人にもダメージがありますから、
たいていは、病気がちで、友が少なく、人生に豊かな満足感がありません。
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私たちは、手ひどく攻撃を受けているとき、「相手には、悪魔が入っている」、と思うと、事態が、だいぶわかってきます。
悪魔は、実際、いたるところに入っています。
「我欲の人、自分さえよければいいという思い、反省がない人」、
そういう人のところに、すーっと入っていきます。
逆に、愛と光と謙虚さのある人には、悪魔は、近づいてきません。
ちなみに、悪魔は、現在、いたるところに入っています。
教育界にも入っています。
小中高の教育が崩壊している、ひとつの大きな理由は、悪魔が、入っているからだ、とも言えます。
マスコミにも、入っています。
テレビ界にも、入っています。
たとえば、お笑い芸人が、相手の心を傷つけて、それで、笑いを取ろうとしています。
子供たちや、親たちは、「何で、あんなこと言うのかしら。」と心を痛めています。
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悪魔が入った人は、
私たちの失敗、欠点を探して、攻撃し続けます。
いつも、攻撃する材料を探して、攻撃し続けます。
しかし、もう大丈夫です。
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私たちを攻撃してくる人、
暗黒思想をばらまいている人、
我欲で突っ走っていて、他人の苦しみなど構わない人、
そういう人には、悪霊または、悪魔が入っていると知れば、対処のしようがわかります。
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相手の本質がわかってくると、
あなたは、充分強くなります。
悪魔は、愛と光と反省と謙虚さに、弱いのですから、
あなたは、愛と光で、人生を充実させていけばよいのです。
相手の攻撃は、どんどん、弱くなってくるでしょう。
(本論、ここまで。)
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(注意。以下は、読み飛ばしてもけっこうです。)
悪霊が、相当強くなってきたのが、悪魔です。
悪魔になると、相手が強すぎて、個人では、もう、戦えませんから、
さっと避けて、相手にしない、というのが一番いいでしょう。
また、ちょっとした悪霊ぐらいなら、そういう霊にほんろうされている人がいるとしても、
その人たちは、本来は、友達であるはずです。
ですから、いずれ、仲間となる、という気持ちで、温かく見て差し上げることが、大事かな、と思っています。
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