3810号「成功者タイプになる」





 砂辺光次郎

 講義録3810号

 (2014/12/11)





 ご訪問、心より感謝申し上げます。


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 (松下幸之助、本田宗一郎、ドラッガーなど大成功者に学んだことを書いています。)





 成功している人に共通していることは、





 「起きたこと、他人、そして自分の現状を、受け入れている」ことです。





 自分が本当は、気が弱くて、だから、他人から理不尽な扱いを受けていたのなら、





 それは自分の弱いせいだと認めること。自分は弱い人間なのだとみとめること。





 嫉妬深いなら、嫉妬深い自分であると認めること。



 落ち込みやすいなら、落ち込みやすいと認めること。



 美しくないなら、美しくないと認めること。



 貧乏なら、貧乏と認めること。



 そういうことがまず言えると思います。



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 今、現に、私たちに起きていることは、「必然」です。



 原因があって、結果があった。



 私たちに、今、起きていることは、意味があるのです。



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 自分の今の現状が、どんな状況であったとしても、それを認めることです。



 そして、そういう自分を認め、許すことです。



 さらに言えば、今の自分の状況で、足ることを知る幸福をつかむことです。



 それが成功者の生きる姿です。



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 まず、ここをつかまないと、先へ進めないと思います。



 成功者は、自分のすべてを認め、自分のすべてを許しています



 まずこれができるか、ということです。



 自分が貧しいとき、



 「これは実は理由があって、学歴がなくて、だれだれにだまされて・・・」



 とか、あるいは、



 「本当は、自分は優秀なんだけど、これこれこういう理由でうまくいかなくて・・・」



 そういう言い訳をしない、ということです。



 そして、自分の現状を認め、愛し、抱きしめることです。



 自分の今の現状は、自分の今までの積み重ねで現実となったのです。



 それは意味があるのです。



 まずは、今の自分を許し、愛し、抱きしめることです。



 そして、原因結果の法則から、自分を知ることです。








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 そして、他人も受け入れることです。



 悪いことも受け入れることです。



 松下幸之助は、何回も裏切られてきました。



 特に、苦難のどん底で裏切られています。



 しかし、松下幸之助は、全然、相手をうらんだりしていませんでした。



 さっぱりしていました。



 すべての出来事を、受け入れていました。



 このさっぱり系になることが、



 成功者の共通点だと思います。



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 自分を認め、他人を認め、悪いことを認め、



 すべては自分に原因があって起きたのだ、としっかりとつかむことです。






 すべてを認め、すべてを許すことです。



 自分の弱点も、欠点も、失敗も、現状も、すべて認めることです。



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 成功者は、でこぼこの人格です。



 たとえば、坂本龍馬も、でこぼこの人格でした。



 しかし、そのでこぼこの人格を認め、愛し、抱きしめています



 自分を許していました。



 だから、そのでこぼこの人格のままで成功しているのです。


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