3798号「行動力をつけるには、どうしたらいいか」



砂邊光次郎

講義録3798号

(2014/11/30)


ご訪問、心より感謝申し上げます。


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 本を読んでいて「これはいい」と思ったら、そこで本は閉じてただちに行動することだ。



 これはいいと思って、まだ読んでいる場合は、「行動したくない。」「気分だけでいい。」と心がとぐろを巻いていると思う。



 世の中、「人生を向上させたい」と思って本を読むような人は2割はいる。



 しかしながら、その2割の中で実際に行動するのはわずか1割ぐらいだ。



 2割の中の1割というと全体の2%だ。



 その2%の人は確実に自分の描いたとおりの成功を実現できるだろう。



 すなわち、行動するかどうかが分かれ道なのだ!



 だから、もたもたせずに行動せよ!ということだ。


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ひとつは、恐怖心だ。


そのため、行動しない人は、「理由」を述べる。


たとえば、「邪魔が入る」などだ。


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たとえば、



 親、妻、夫、親友、上役などが



 「そんなことやるな」「ばかじゃないか」「お前にできるわけない」「おかしいんじゃない?」



とストップをかける、などだ。



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しかし、こんなのは、「しない理由」を一生懸命述べているだけだ。

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行動にストップをかける最大の敵は自分の心なのだ。

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いろいろな人と話すと、行動しない理由は、夢をあきらめている理由は、

①学歴に対する劣等感。



②こわい、はずかしい、自信がない、と言う気持。



③周囲の圧力をぶち破れない。



④家のローン、今の仕事をやめたら食っていけなくなる、という不安。



⑤そもそもやる気がない。



 などということだ。



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ここをどう突破するかだ。



私が勧めているのは、月に4時間以上は時間をとり、自分の気持を分析し



 「乗り越える方法はあるか?」「他の人はどうしたか?」



などを考えノートに取ることだ。



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 本を読むときに、人生を前進させようと思って読む人と、空しさや寂しさをまぎらわすために読む人がいる。



 映画もスポーツも、それを武器として活用しようとしている人と、逃げ場としている人がいる。



 どちらなのかは雰囲気ですぐわかる。



 逃げるな。行動せよ!しかもただちに!だ。



 本を読んでいてヒントが見つかったら、そのページを破って食いちぎり、本はその場で捨て、ただちに実行せよ!
































































私は、そう思う。



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(人前で話した内容です。)



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