3694号「智慧を得るための、仏教的修行法」
砂邊光次郎
講義録3694号
(2014/8/16)
ご訪問、心より感謝申し上げます。
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仏教の教えで、「戒定慧(かいじょうえ)」というのがあります。
これは、何かと言いますと、悟りを深め、智慧を得るための段階を示しています。
この段階を、少していねいに見てみますと、
まず最初に、「戒(かい)」というのが出てきます。
「戒」というのは、戒律のことであり、
これは、自分で自分に何かこれをしよう、と決めることです。
たとえば、「毎日、英語を90分勉強する」とか、
「毎日、筋トレを、一通り行う」とか、
「会社で、笑顔で、明るいあいさつをする」など、
何かを自分で決めて、それを実行することです。
これは、けっこう、多くの方がされていると思います。
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ちなみに、
「戒律」は、もし、破ったとしても、自分の気持ちがすっきりしない、といったことぐらいであり、現実の罰則があるわけではありません。
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次に、二番目ですが、「定(じょう)」というのがあります。
「定(じょう)」というのは、
心を静めて、イメージングしたり、反省したり、何かを考えたりする、ということだと思います。
私たちは、たいてい、日中は、仕事の波動で心が緊張したり、荒れているものですが、
そういう状態では、定(じょう)には、入れないと思います。
そういう場合でも、腹式呼吸を数回して、心を落ち着かせることで、しだいに、定に、入ることが出来るはずです。
もしも、悩み事や心配事がある場合は、それを、いったん横において、考えないようにして、心を平らかにします。
そして、心を静かにして、何かのテーマについて、考えを深めていきます。
これが、定(じょう)です。
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第三番目は、「慧(え)」です。
慧(え)とは、智慧のことです。
智慧というのは、戒律、そして、心を静めること、この二段階のあとに、智慧が出てくる、ということになるわけです。
私たちは、戒律と、定を、日々実行することによって、智慧をつかむことが出来る、ということなのです。
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今日は、仏教の「戒定慧(かいじょうえ)」について、お話しさせていただきました。
ありがとうございました。
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(追記)
仏教修行の大きな目的は、智慧を得ることではないかと思います。
智慧を得るための、修行として、六波羅蜜(ろくはらみつ)というのがありますが、
今回は、省略させていただきました。
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