2539号「目標のない転生輪廻なんて!」
ご訪問、心より感謝申し上げます。
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目標がなかった頃の私について、お話します。
私は、昔、朝起きて食事して、仕事して夜寝て、また、朝起きて食事して、仕事して夜寝て・・・という繰り返しがいやになっていました。
目的がない転生輪廻のような感じがしたのです。
大目標がなかったので、日曜日の夕方になると、明日から仕事が始まる、ということで、
「重苦しい気分」になっていました。
毎週、毎週、仕事して、日曜は休んで、日曜の夕方になると暗い気分になって、また月曜日から仕事して・・・と、
目標のない転生輪廻の繰り返しでした。
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本物の目標があれば、ぜんぜん違っていたと思います。
「全人生をかけるほどの目標」がなかったから、つまらない未来に向かって、ぼーっと生きていたのです。
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龍馬や、幕末の志士たちは、日本を変えるんだという、桁外れの大きな目標を持っていました。
龍馬や、幕末の志士たちは、まさか、週休二日がいい、などとは言わなかったでしょう。
彼らは、日曜も、平日もなく、日々、情熱的に生きていたに違いありません。
楽しくて、わくわくする、燃えるような日々を送っていたに違いありません。
幕末の志士たちだけではなく、
ディズニーや、エジソンや、ライト兄弟や、紀伊国屋文左衛門や、本田宗一郎も、
明日も仕事ができるということに、喜びの毎日を送っていたに違いありません。
私も、そういう人生を送りたい!そう思っていました。
(今日は、目標がなかった頃の自分について語りました。)
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砂辺光次郎
講義録2539号
(2011/6/30)