2525号「人間、本来、病(やまい)なし」



砂辺光次郎
講義録2525

(2011/6/16)



ご訪問、心より感謝申し上げます。





病気というのは、心の傾向性が、外に現れた現象だと思います。



ですから、心の傾向を直せば、その病は、本来、消えていくはずのものなのです。


本来、魂は、まん丸であり、健康そのものなのです。


したがって、本来の、まっすぐな魂に戻れば、病気は、消えていくはずなのです。


私の知人で、ガンになり、心を整えていったら、ガンが消えてしまった、という方がいます。


その後、会社に復帰したのですが、いろいろな人間関係の中で、また、心が荒れてくるようになると、


再び、ガンになってしまった、という方がいます。


プライベートなことなので、詳しく言えないのが、残念なのですが、この方は、現在は、また、心を整えるようになって、奇跡的な回復途上にあり、私は、今、親しく交流させていただいてます。


・・・


病気を乗り越えるには、結局、心をまっすぐにする、というのが、本来のカタチなのですが、


ただ、人生は、病気を治すのが目的ではないわけです。


世のため人のために生きることが目的なのです。


お釈迦様は、人生の目的を、上求菩提下化衆生(じょうぐぼだい げけしゅじょう)とつかみました。


これは、自分はどこまでも成長し、そして、同時に、多くの人々を幸福にすること、これが、人生の目的だ、ということなのです。


・・・


ならば、私たちは、太陽の光を浴びて、すくすくと、まっすぐに生きましょう。


初夏のみずみずしい草花のように、すこやかに生きていきましょう。


病気など、いずれ消える霞(かすみ)のようなものと知って、


太陽を、目一杯浴びながら、元気に生きましょう。


すべては、与えられているのです。


笑顔と、感謝で、生きていきましょう。


私たちは、神仏(かみ・ほとけ)の子なのです。


健康であり、幸福であるのは、当然なのです。


みずみずしく、青々しく、さわやかに生きていきましょう。