2447号「過去の自分は、もう、イヤだ。自分を変えるにはどうしたらいいか?



砂辺光次郎
講義録2447
(2011/3/31)



ご訪問、心より感謝申し上げます。



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(人前で話した内容です)



自分を変える方法について、お話しますね。


自分を変えたい、過去の自分と決別したい、


そのためにはどうしたらいいか、ということですが、


これは、人生最大の戦いだと思って、ぶち当たってください。


人生最大の戦いは、


自分を変えること、今までの自分と決別し新しい自分を創造すること、だと思います。


たとえば、弱い自分を強くしたいとしたら、これは、人生をかけた総合戦になるわけです。


そのつもりで、本腰を入れて、戦うことです。


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たとえば、人間関係が厳しい、人間関係を変えたい、人に嫌われる、人に好かれるようになりたい、


という方がいらっしゃいました。


あるいは、お金持ちになりたい、という方もいらっしゃいました。


また、恋愛や結婚ができない、明るくなりたい、自信を持ちたい、そういうふうに、自己変革したい、という方もいらっしゃいました。


こうした、自己変革をしようとしたら、これは、人生最大の戦いだと思って、腰を入れて戦ってください。


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自分を変えるには、何かものすごい「コト」に出会うこともいいでしょうね。


あるいは、ものすごい「衝撃的な考え方」を取り入れることも、いいですよね。


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ある人は、恥ずかしがりで、いつもびくびくしていました。


しかし、その人は、ダンスをすることによって、自分を変えることができた、と言っています。


また、ある人は、気が弱くて友達がいなかった。暗かった。しかし、宗教的探求をして、悟りを高めることに集中したところ、しだいに、大きな組織のリーダーとして、堂々と振舞うようになった、ということです。


さらに、ある人は、体を鍛える過程で、自己変革できた、ということです。


また、別のある人は、海外一人旅をして、ガツーんと、頭にショックを受けて、人間がすっかり変わってしまったということです。


また、別のある人は、恋愛や、結婚や、あるいは子供を育てることによって、自分がすっかり変わったと言います。


障害児の支援活動を通じて、人間観が変わり、プラス思考になったという人もいます。


経営を通じて、人間がどんどん、変わっていったという人もいます。


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ただ、たらたらやっていても、自分を変えるほどにはならないと思うのです。


やはり、するならば、真剣に打ち込むことです。


それでこそ、ようやく、自分は変わることができるのだと思います。


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よく聞くことですが、衝撃的な出会いによって、ガツンと変わる場合があります。


たとえば、縄文土器をみて、衝撃を受け、自分が変わったという人がいます。


書物で変わったという人もいます。


すごい人との出会いで、自分が変わったという人もいます。


ですから、自分を変えるために、衝撃的な出会いを求めてもいいと思うのです。


私は、ニューヨークに行って、衝撃を受けました。


東南アジアでも、あっと驚く、衝撃を、連続して受けました。


南欧でも、衝撃を受けました。


海外一人旅が、私を、確実に、変えました。


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自分を変えたいというのは、本来の自分が内部にいるということを、うすうす感じている場合もあるのだと思います。


私の場合は、たとえば、ダンス魂が、内部にありました。


しかし、長い間、人前でダンスなんてしませんでした。


ところが、あるとき、ニューヨークに行き、黒人のダンスを目の当たりにして、衝撃が走ったのです。


そのとき、心の殻が割れ、ダンス魂が、飛び出してきました。


日本に帰ってきて、周囲の人はびっくりしました。


「あんな、固い人が、ダンスを?へえー、信じられないね。」と。


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また、私は、チマチマ生きていたころ、無欲の大欲で生きている偉人たちの豪快な生き方に出会い、衝撃を受けました。


そのときの衝撃は、もう、わなわなして、ほかのことは考えられないというぐらいの、衝撃でした。


私は、その瞬間、もう、今までの、チマチマした生き方は、したくない、もう、過去の自分を捨てよう、と思ったぐらいです。


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今日は、過去の自分と決別し、自分を変えるにはどうしたらいいか、というお話をしました。


後日、続きをお話させてください。