2436号「やる気が出る人生論(3)



砂辺光次郎
講義録2436
(2011/3/18)



ご訪問、心より、感謝申し上げます。



(昨日の続きです)


(高校生からの質問「日本って、これから、どうなりますか?」)


それは、誰が決めると思う。


(オレたち?)


そうだよ。若者が、日本をこうしたい、と思えば、そうなる。


君たちが、「めんどうだから、いいや」、と思えば、衰退して、貧乏国になる。


未来を決めるのは、君たちの心なんだ。


・・・


私が一言言いたいのは、


日本みたいに、ずっと、国が上昇しているのは、


あとの世代が優秀だからなんだ。


おじいさんたちより、お父さんたちが優秀だから、国が持ち上がった。


そして、お父さんたちより、君たちが優秀だから、やはり、国が持ち上がるんだと思うよ。


若い世代の方が優秀だから、国が、発展繁栄するんだ。


(でも、日本って、不景気ですよね。)


長い期間で見ると、国は上昇しているよ。


若い世代が優秀だから、明治以来、ずっと国が上昇しているんだ。


たしかに、日本は、二回、経済が落ち込んだけど、つまり、1990年のバブル崩壊と、2000年のITバブル崩壊があったけど、


それは、別の理由があるんだ。


別の機会に、話すね。


・・・


日本は、若者が優秀だよ。


教育のせいで、あれはしてはいけない、これはしてはいけない、というのが多すぎて、若者のやる気をなくしている。


これがまずい。


それから、「日本は、悪いことをしてきた」ような教育をしているから、若者の自信を失わせている。


これもまずいんだ。


つまり、教育している私たち大人がいけないんだ。


申し訳ない。


若者たちは、やる気もあるし、優秀である。


こういう日本の若者、1万人が、「よーし、世のため人のため、良い仕事をするぞ!」と頑張ったら、日本は、一気によくなるよ。


政治家に対しても、「あなたたちは、もう、どきなさい。」、「私たちに、国を任せなさい。」と言って、命をかけて戦えば、


国は、一気によくなる。


明治維新のときは、3,000人の若者が、国をひっくり返したんだ。


(だけど、そんなこと、できるんですか?)


エジプトでは、ムバラク政権を倒したじゃないか。


正義を貫けば、できるんだよ。


民衆が味方してくれるんだよ。


・・・


君たちは、世のため人のために、大きな仕事をするために、生まれてきた。


だから、私の話を聞いても、反発しないで、逆に、受け入れてくれるんだ。


いいかい、キーポイントは、世のため人のため、それから、繁栄発展だ。


君たちは、選ばれて生まれてきた。


燃えて、この人生を、生きてほしい。


・・・


以上のような話をしました。


高校生たちの目がきらきらしてくるのを感じました。





(以上です)