2434号「やる気が出る人生論(1)」
砂辺光次郎
講義録2434
(2011/3/16)
ご訪問、心より、感謝申し上げます。
先日、高校1~2年生たちと、話す機会がありました。
彼らは、世間によくいる普通の高校生ですが、
一部の人は、たぶん、親から「お前は、ダメだねえ」と言われながら、育ってきたような感じでした。
それで、世間に反発し、自分にも自信がないようでした。
・・・
私は、彼らとは、初対面でしたが、話しているうちに、彼らに、
「本当は、オレたちも、燃えて生きたいんだ。世の中の役に立ちたいんだ。」という気合を感じたので、
彼らに、剛速球を、真正面から投げるつもりで、人生論を語りました。
彼らは、私が話す途中で、どんどん、本質的な質問を投げかけてきました。
徐々に、輝いてきた彼らの目を、私は、忘れられません。
・・・
(話した内容)
君たちは、生まれる前に、人生の目標があって、生まれてきたんだ。
それはね、君たちが、今思っているレベルの、百倍はあると思うよ。
すなおに、自分がこうしたい、ああしたい、という目標を描くと、
それはそれは、すごい目標になるはずなんだ。
それはね、本当の、本物の、自分の目標なんだと思うよ。
自分に限界なんか、設けるなよ。
君たちに限界あるって、誰がわかる?
親? それとも、教師?
わかるわけないよ。
君たちの、本当の実力、それはね、夢の大きさが決めるんだよ。
・・・
そもそも、こういう現代日本に生まれてきた、というのは、実力あるんだよ。
実力も自信もあるんだよ。
なかったら、生まれてこないって。
・・・・
そもそも、人間は、生まれる前は、魂として、あの世にいた。
びっくりするなよ、信じなくていいからな。今、言いたいことを、ざっと言うからな。
君たちは、いいか、びっくりするなよ、生まれてくるときに、自分の親を選んで生まれてきたんだ。
(高校生の一人:「オレ、それ信じるよ。バアちゃんが、言ってたし。」)
そう、すごいね、そのおばあちゃん。
さらに追加しようか。
君たちは、生まれてくるときに、次のことを決めて生まれてきているんだ。
まず、結婚相手。
敏感な人は、その約束してきた相手と出会うと、「あっ、この人と結婚する」とピンと来るはずだよ。
それから、死ぬ次期。
いつ死ぬかは、自分で決めているの。
それから、人生の目的でしょ。
あと、親だ。
そういうのを選んで、生まれてきているんだ。
・・・・
人生の目標は、いろいろな経験をして、魂を成長させることだと思う。
そして、魂の成長を「みやげ」として、あの世に戻るんだ。
死ぬと言うのは、「凱旋(がいせん)」なんだ。
悲しくはない。向こうでたくさんの人が、手をたたいて、「がんばりましたね」と迎えてくれる。
だからと言って、自殺はいけないよ。
自殺すると、長く地獄の苦しみが続くんだ。
だから、はいつくばっても、生き続けることが、大事だ。
そして、人生の目的を、実現するんだ。
(明日に続きます。)