砂辺光次郎
講義録2430
(2011/03/12)
★ご訪問、心より感謝申し上げます★
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(昨日の続きです)
昨日は、悩みがあって、自分が一番苦しいとき、「自分に原因がある」、と反省してみましょう、という話をしました。
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相手に原因があるのではなく、自分に原因があると考えること。つまり、「観の転換」をすることは、
仏教の教えの核心部分のひとつだと思います。
たとえば、
「因果の理法」
「八正道」の「正見」
の基本だと思います。
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それから、もうひとつ言いますが、
あなたの話を聞いて、思ったのが、
あなたは、母親を、ずいぶん、恨んでいるようですが・・・、
たぶん、そこが、深い原因になっているのではないかと思います。
どうか、一度、深く深く、分析してみてください。
信じるかどうかは、自由ですが、
生まれるとき、あなたは、母親を選んで生まれてきたのです。
今の母を選んだと言うことは、意味があるのです。
(どういう意味ですか?)
たとえば、あなたは何か直したいところがあって、そのために、今のお母さんが、一番いいので、選んで生まれてきたとか、
そういうことがあると思いますよ。
(はあ。考えてみますけど。)
今のお母さんを選んだ、というところに、あなたの人生の目的が、あると思いますよ。
そこを、深く深く考えてみてください。ぜひ。
(親に感謝すると、いいのですか?)
結論から言えば、そうだと思います。
感謝瞑想をすると、今まで、わからなかったことが、わかってくると思いますよ。
感謝瞑想することで、すなおな気持ちになります。
そして、自分の人生の目的を、考えることができると思いますよ。
今日は、きついことばかり言いましたが、それは、あなたが今まで考えてきたことと、正反対だからなのです。
あなたにとって、観の転換なのです。
どうぞ、よく考えてみてください。