2429「悩み解消の、究極の一手」
砂辺光次郎
講義録2429
(2011/03/11)
★ご訪問、心より感謝申し上げます★
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ご質問が来ています。
ご質問は、「人間関係でたいへんだ。周りは、何とも思ってないようですが、自分は、本当に苦しい。
自分は、いつも苦しんでいる。上司のせいであり、親のせいであり・・・と、自分はなぜ、いつも、苦しい目にあうのか?」
そういうようなご質問でした。
同じような、ご質問がいくつも来ていますので、私なりに、ご返事したいと思います。
私は、教えるというつもりではありません。一緒に考えましょう。
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(私の返事)
人生には、ひとつの黄金律があって、それは、こういうことなのです。
それは、何かコトが起きているとします。
そのとき、一番、苦しんでいる人が、実は、原因となっているのです。
たとえば、家庭不和もそうですし、
会社での人間関係もそうだと思います。
全部とは言いませんが、ほとんどの場合、一番苦しんでいる人が、実は、原因なのです。
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何パーセントかの人は、怒るかもしれませんが、大事なことなので、言いました。
びっくりしましたか?
でも、真実、そうだと思いますよ。
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私も、そういう経験をしてきました。
私は、自分がこんなに苦しんでいるのは誰のせいだろう、と思っていたのですが、
私こそ、実は、原因だったのです。
そういうことが何度もありました。
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私が、人間関係で苦しんでいるとき、よくよく考えてみると、やはり、原因は、私でした。
また、私が、貧しくて苦しんでいたとき、その原因は、やはり、私の心でした。
私が、体調が悪くて、苦しんでいたとき、原因は、やはり、私自身でした。
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一番苦しんでいるのが自分であるとき、自分に原因がある場合が、ほとんどであるのです。
ご質問の方は、社長のせい、先輩のせいにしているようですが、
その気持ちをいったん止めてください。
そして、自分に原因がないかを、考えてみてください。
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こういうふうに、見方を180度変えることを、「観(かん)の転換」と言います。
私の経験からわかるのですが、
「観の転換」をしないと、何も解決しないまま、
ますます人生、泥沼に入ってしまいます。
(明日、続きます。)