2416号「成功論を実行しても、98%の人が成功しない理由(2)」
砂辺光次郎
講義録2416
(2011/2/26)
ご訪問、心より、感謝申し上げます。
その理由について、一緒に考えましょう。
(人前で話した内容です。「上から目線」の話し方をしていますが、その点ご了承ください。)
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まず、成功論をそのまま実行していても成功しない人の、第一のパターンは、
「他人を非難する傾向性」がある、ということです。
他人をきつく非難する傾向性のある人は、人に嫌われ、応援されず、成功が遠ざかってしまいます。
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そういう人たちは、他人を非難してはいけない、と頭ではわかっていても、ついつい、他人を非難してしまうのです。
まるで、麻薬のように、他人を非難しないと、いられないのです。
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「他人を非難していたら、友達はいなくなり、応援する人も、いなくなる」、ということがわかっていても、ついつい、他人にきつく非難を浴びせてしまうのです。
いったい、どうしてでしょうか?
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最初から、結論を言いますが、
それは、その人が、幸福感を感じていないからではないか、と思うのです。
あるいは、自分の今の現状に、相当の不満や、挫折感があるからではないか、と思うのです。
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たとえば、A氏の場合、「自分の実力に比べて、あまりにも、人生が思うように行ってない」という気持ちがあります。
その不満のために、他人にどうしてもきつくなってしまうのです。
あるいは、B氏は、「自分よりたいしたことがない人が、自分以上に、お金持ちになっていたり、自分以上にいい地位にいたりしている」という気持ちがあるため、
くやしさのあまり、他人に対して、きつく非難するようになってしまうのです。
この二人の例でわかるように、自分は、人生がうまく行ってなくて、くやしいというような感情がある場合、
他人に対して、きびしく、批判的になる場合が多いのです。
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不満足感が、心に鬱積していると、他人に対して、攻撃的になりがちになります。
不幸感、挫折感、くやしさ、そういう気持ちがある場合、他人に、きつく、非難しがちです。
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ですから、もしも、「そういう状況に自分はいる」、と思う人は、
まずは、自分の幸運と幸福を、再確認することが、大事だと思います。
自分は、たくさん与えられていて、幸福なんだ、ということを、瞑想などで、つかむことだと思います。
そのために、「感謝瞑想」と、「与えられた愛の発見の瞑想」がお勧めです。
そういう瞑想をして、幸福感を高めると、しだいに解決していく、と思います。
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もうひとつの「成功論を実行しても、98%の人が、成功しない理由」は、
「恐怖心」です。
たとえば、他人に対する恐怖、
成功への恐怖、
恥をかくかもしれないという恐怖、
今までの自分の壁を破って、新しい世界へ突入するという「恐怖」、
そういう恐怖が、どうしても、自分にブレーキをかけてしまうのです。
このことについては、後日、また、詳しくお話したいと思います。
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以上、二つの、原因について、お話させていただきました。
参考になりましたら、幸いです。