1602号「脳は若返る」


 砂辺光次郎

 講義録1602

 (2009/4/14)


 『脳は若返る』(久恒辰博=ひさつねたつひろ)をご紹介します。


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 この本は、「脳は死ぬまで成長する」ことを科学的に証明しています。


 (詳しくお知りになりたい方は、ぜひ本書を読んでみて下さい。)


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 (内容のご紹介)


 脳細胞は一日10万個ずつ死んでいく、ということは俗説であり、脳科学者でこういうことを信じている人はほとんどいません。


 年を取っても、脳の新しい神経細胞は日々生まれます。


 そして、脳は年を取るほどどんどん良くなっていのです。


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 これは元気が出る理論ですね。


 学問・知識に関しては、もう、「私はもう年だから・・・」ということは言えなくなりそうです。


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 ここで、私は、疑問がわきました。


 「記憶力は低下するのではないですか?」


 という疑問です。


 これに対しては、本書はこう答えています。


 記憶力には2種類あり、


 人名をそのまま覚えるなど、関連性のないことを覚える記憶力と、


 人名をその人の仕事など周辺のことと関連付けて覚えるような記憶力です。


 このうち年を取れば、単純な暗記力であるⒶの方は衰えますが、


 逆に、関連付けて覚えるⒷの方の記憶力は強くなります。


 そして、記憶力全体では、Ⓑを使うことによって、年を取るほどたくさん覚えられるようになるのです。


 トータルで言えば、記憶力は年を取るほど高くなる、ということです。


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 納得してしまいました。


 実体験で、確かにそういうことは感じています。


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 (では、年を取るほど脳を活発化させるには、どんなことに注意していたらいいのでしょうか。)


 年を取っていくにしたがって、能力をますます高めるには、それなりの方法があります。


 その方法を以下書きます。


 まず、ストレスのない伸び伸びとした生活をすることです。


 それから、ボヤっとした生活ではなく、何かにチャレンジするような生き方をすることです。


 たとえば、恋をしているときは、脳はイキイキとしますよね。


 要するに、未来志向、プラス思考、ウキウキ・ワクワク精神で生きと、脳が活性化する、ということです。


 ボーっと生きていないで、何かにチャレンジして、「ウキウキ・ワクワクする生活」をすることですね。


 他にも、自然の食事をする、睡眠をきちんととる、など、健康的な生活をすることも大事です。


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 さて、こうしたイキイキとした生活をしていると、θ(シータ)波というのが出るそうです。


 θ波とは何でしょうか。


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 ご存知の方は多いと思うのですが、α(アルファ)波というのがありますね。


 α(アルファ)波というのは、リラックスしているときに出ている脳波です。


 θ(シータ)波というのは、それよりもさらにゆったりした脳波なのだそうです。


 θ波は「居眠りしそうなまどろみ」の状態なのだそうです。


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 誤解されるとたいへんですので、少し書き足します。


 θ波は「居眠りしそうなまどろみ」の状態ですが、仕事しているときにも、この「まどろみ波動(θ波)」は出ているそうです。


 仕事しているときでも、その仕事が楽しくて、リラックスしているときは、仕事波動といっしょに、まどろみ波動(θ波)がいっしょに出ているのだそうです。


 ピカソエジソンはこういう波動を出して仕事をしていたのでしょうね。


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 私も、ピカソやエジソンのように、θ波を出しながら、仕事をしていきたいですね。


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 今日は、脳は年取るほどに良くなっていく、というお話をさせていただきました。