1509号「成功論通りにやっても成功しない理由」
砂辺光次郎
講義録1509号
(2009/1/19)
★次回以降の予定★
「老荘思想から学ぶ」
「人間関係、濃い・薄い」
「人は外見で判断される?」
「城山三郎さんの本を読んだとき」
「自分が変われば周囲は変わる」
「うるおい」
・・・・・などです。
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(ここから本文です。)
1509号「成功論通りに実践しても成功しない理由」
ずっと成功を求めていて、それなのにいつまでたっても幸福がやってこない人がいます。
目標に向かって努力しているのですが、いつ会っても、雰囲気が殺伐(さつばつ)としている人がいます。
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そのことをずっと考えてきて、わかったことがひとつあります。
それは、そういう人の共通点があって、
「成功さえすれば、自分は幸せになれる。」
と考えていることです。
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では、そういう人は、なぜうるおいがなく、殺伐としているのでしょうか。
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ひとつは、それでは利己的な思いのままになっているからではないかと思います。
こうした利己的な思いのままですと、
たぶん、なかなか心の潤いや豊かさや幸福感を感じられないのではないかと思うのです。
いつまでたっても心がカラカラに乾き、干(ひ)からびた状態になるのではないかと思うのです。
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道学者のようなことを言っているので、反発される方もいらっしゃると思いますが、これは実は私自身のことなのです。
だからよくわかるのです。
人を批判的に見ているわけではありませんので、ご理解いただきたいと思います。
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自分自身のことも考えわかってきたことは、
「成功すれば、幸せになれる。」
という順番が違うのではないかということです。
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幸せというのは、「成功すればなれる」のではなくて、
心の持ちようで「今すぐにでもなれる」と思うのです。
そして、「幸せな人」が、世のため人のために何かさせていただく、これが成功者の生き方であるように思うのです。
そういうことがわかってきました。
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ところで、ではどうしたら幸せになれるのでしょうか。
いろいろあると思いますが、たとえば、人のために何かいいことをすると、心がぽかぽかしてくる。
そして、幸福感に包まれる。
するとまた、人のために何かいいことをしたくなる。
周囲の人々に愛を与えたくなる。
そして愛を与えていると、心がぽかぽかしてきて幸福感に満たされる。
この循環が、幸福になる循環かなと思うのです。
そして、成功者は、みなこうして生きているのではないかなと思うのです。
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「成功すれば、自分は幸せになれる。」
というよりも、
「自分は幸せである、
だから、周りの人といっしょに幸せになりたい。」
こういう循環の方が、心が潤うし、周りの人も幸せを感じると思うのです。
あるいは、
「自分は今とても心が明るい。
だから周りの人とともに明るく生きたい。」
こういう考え方のほうが、自分も周りの人も幸せになるのではないかな、と考えます。
こうした幸福の循環の中に身を置いているのが成功者だと思うのです。
こう思うのですが、いかがでしょうか?