1476号「夢を実現する・テレビ活用法(1)」


 砂辺光次郎

 講義録1476号

 (2008/12/19)


 ★次回以降の予定★

 「テレビによる成功論(1)」

 「豊かに、幸福に生きる瞑想法」

 「あったかいのが好き」

 「過去は変えられる」

 ・・・・・などです。

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 1476号「夢を実現する・テレビ活用法(1)」



 日本は、三権分立と言っていますが、実際は、国会議員も法律家も、官僚とマスコミの支配力にかなり屈していると思います。


 ですから、三権分立ではなくて、官僚とマスコミの「二権突出」ではないかと考えます。


 その中でも、力を伸ばしているのがマスコミです。


 マスコミは、今、まるで、巨大な恐竜のように暴れまくっています。


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 そうしたマスコミの中でも、とくに影響力のあるのがテレビです。


 いくつか、例をあげましょう。



 1、


 たとえば、オバマ次期大統領


 外見がスマートでかっこいい。しかも演説の名手、ということで、選挙戦は、盛り上がりました。


 しかし、実際の演説の中身はと言うと、実に内容がないのです。


 これで本当にやって行けるのかというほどのものです。



 2、


 それから、東国原・宮崎県知事と、麻生首相の支持率。


 東国原知事は、90%超で、麻生首相は20%です。


 どちらが優れた政治家か、本当は判断は難しいものです。


 しかし支持率に圧倒的な違いがあります。


 これを知ると、たいていの人が、テレビのすごい影響力と怖さを感じます。



 3、


 自民党の道路族の国会議員がテレビに出ると、まるで、悪代官のように映ります。


 彼ら道路族は、テレビでしゃべるたびに、司会者やコメンテーターにたたかれています。


 それに、テレビ的に言って、服のセンスやしゃべり方のセンスが悪いのです。


 だから、ますます悪代官のように映ってしまうのです。


 話の内容ではなく、たたかれ役になってしまっているという構図と、センスの悪さで、ずいぶん損をしているなと思います。


 これについても、テレビの影響力をまざまざと感じます。


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 (今回は、テレビの影響力、それから、成功例と失敗例を書きました。


 次回以降続きます。)