1475号「なぜあの人は輝いているのか?」


 砂辺光次郎

 講義録1475号

 (2008/12/17)


 ★次回以降の予定★

 「ラテン系で明るく生きる」

 「大金持ちの日常生活」

 「ドラッガーは何を言ったか」

 「武闘派・列伝」

 ・・・・・などです。

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 1475号「なぜあの人は輝いているのか?」



 輝いている人の、一番の理由は、陰徳を積んでいることだと思う。


 「徳」というのは、相手の人が気づかないところでも、その人の幸せを祈り、願い、手助けをさせていただくことであり、


 その積み重ねが、人格の香りを醸(かも)し出していると思う。


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 実は、これについては、言っている私自身が一番、それができていない。


 それを痛感している。


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 人は、相手の人が「徳」を積んできたのかどうかを、その人格の香で感じる。


 だから、目の笑いとか、話し方とか、そういうことも大事だけれど、その一番奥にある「徳」がもっとも大事だと思う。


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 「徳」を積む、というのは、愛に生きている、ということでもあると思う。


 あるいは、陰日なたなく、他の人のために生きている、ということだとも思う。


 それは、母の愛、父の愛を思い浮かべるとよくわかる。


 これは、この世の表面的な価値観や論理では説明できないと思う。


 簡単に言えば、与えることは損をすることになると思う。


 だから、私はこう思う、この「徳を積む」というのは、神世界の論理だ、と。


 神世界から降りてきた価値観なのだ、と。


 (母の愛、父の愛は、神の愛のようであと感じる。)


 だから、この世の論理では、なかなか理解できない。


 それは、神世界から降りてきた、神秘的な価値観だと思う。


 徳を積むというのは、神世界から降りてきた価値観である。


 だから、その人に輝きをもたらす


 神世界から降りてきた価値観だからこそ、誰もが感銘し、そこに光を感じる。