1461号「成功脳をつくるには?」


 砂辺光次郎

 講義録1461号

 (2008/12/9)


 ★次回以降の予定★

 「麻生首相は、なぜ指導力を発揮できないのか?」

 「お笑いタレントの成功論」

 「心が温かくなり、自信に満ちてくる法」

 「ラテン系で明るく生きる」

 「大金持ちの日常生活」

 「ドラッガーは何を言ったか」

 ・・・・・などです。

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  (ここから本文です。)



 1461号「成功脳をつくるには?」



 「成功脳」関連の本が売れています。


 その内容のご紹介と、では自分たちはどうしたらいいか、という話をしてみます。


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 成功脳とは、要するに、脳に「回路」を作る、ということです。


 たとえば、計算練習を何回もやると、脳内に「回路」ができる。


 「回路」ができれば、スムーズに脳内の命令が行きますから、計算なら計算が非常に「楽になる」ということです。


 これが成功脳です。


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 ただし、この「回路」を作るためには条件があります


 それは、その練習のときに、精一杯がんばっていることです


 ダラダラやっていたり、やさしいことばかりをやっていたら、回路はできません。


 自分のチカラぎりぎりのところを練習することで、脳内に回路ができるわけです。


 これが成功脳をつくるためのコツです。


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 たとえば、勉強できる人というのは、なによりも勉強の習慣がついています。


 これも「勉強する」という回路ができている、ということなのです。


 回路ができているので、勉強が「楽(らく)」になります


 勉強が楽(らく)なのですから、これは、放っておいても、勉強ができるようになりますよね。


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 そこで、せっかく回路をつくるなら、自分にとってもっとも大事な回路を作りたいものです。


 自分にとって重要なことを日々訓練して、脳内に「回路」をつくってしまいたいものです。


 そうすれば、そのことについては「楽」になりますよね。


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 たとえば、初めての人と話をすることが大事だとしたら、その訓練を日々行うことです。


 「満面の笑顔」が大事だと思ったら、それを日々実践することです。


 あるいは、朝10時までに一日の大半の仕事を済ませたい、と思ったら、日々それを実行することです。


 そうすると、その「回路」ができて、自然とそういう人間になれわけです。


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 (まとめ)


 自分が一番重要だと思う訓練を日々行うこと。


 そうすると、それが「楽にできるように」頭の中に「回路」ができます。


 これが成功脳の理論です。


 (くわしくは、「成功脳」関連の著作を読まれることをお勧めします。)