1447号「子供の学力を上げるにはどうしたらいいか?(2)」


 砂辺光次郎

 講義録1447号

 (2008/11/24)





 (父母対象のお話です。)

 


 最近のご父母の皆様からのご質問に答えさせていただきます。


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 (質問1)「テレビを見る時間と、学力との間に関連はあるのですか?」


 (質問2)「コミュニケーション力をつけるには?」


 (質問3)「表現力をつけるには?」


 今日は、この3つの質問について、答えさせてください。



 この3つの質問はつながっていると思います。



 まず、テレビを見る時間と学力ですが、今年の文部科学省の調査結果によれば、かなりの相関関係が見られます。


 今年文部科学省では、テレビやゲームの時間と、正しく使える言葉の数の関係を調べたのですが、以下の結果が出ています。


 小学校6年生の場合を書いてみます。


 テレビが1日30分以内の児童は、使える言葉の数が、3万7千単語。


 テレビが1日1時間半の児童は、使える単語の数が、2万単語。


 テレビが1日2時間半の児童は、使える単語数が、1万2千単語。


 こういうことになっています。


 こうしてみると、


 テレビを見ている時間の長さと、使える単語数は、かなりの相関関係がある」


 とみていいのではないかと考えられます。


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 もちろん、ここで、反論があると思います。


 「文部科学省の学力調査には、時事問題がなかった。テレビを見ないと時事問題や時代の流れがわからなくなるのでは?」


 「テレビもいい番組がある。選んでみればいい。」


 こういう批判が考えられます。


 それについては、ここはいったん「考慮する」ということで、先に進めさせていただきます。


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 今度は、テレビを見る時間と、読書量についてですが、同じ調査でこういう結果が出ています。


 やはり、小学校6年生の場合です。


 テレビが1日30分以内の児童は、ざっと、1日に2冊の読書をしています。


 テレビが1日1時間半の児童は、週に2冊です。


 テレビが1日2時間半の児童は、月に2冊です。


 これもかなり相関関係があると言っていいと思います。


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 私の推測も交えて言いますと、


 テレビを見なくなると、親子の会話が増えスポーツや交友の時間にも余裕が出てくるのではないでしょうか。


 そういうことならば、コミュニケーション能力がつき、また、読書によって、知って使える単語数も増えていくわけです。


 結局、今回の質問は、テレビを見る時間を制限してはどうでしょうか? ということに行くようですが、どうも、今日の私の話に、反発を感じている人もいるようですね。


 後半で、もう少し話を進めますね。


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 (以下、続きます。)


 次回は、


 (質問4)「我慢強い子に育てるには?」


 (質問5)「勉強するような子になるには?」「子供を勉強する気にさせるには?」「勉強の習慣をつけさせるためには?」


 に答えたいと思います。